U-571

帰宅後、DVDで「U-571」を。
第二次大戦中における連合軍が、
ドイツの潜水艦「Uボート」に乗り込み、
搭載された暗号装置を奪取する作戦を決行。
Uボート内のドイツ軍を軒並み追い出し、
見事成功と思った矢先に味方艦が撃沈。
彼らはUボートに乗り込んだまま敵陣をくぐりぬけなければ
ならないのだったノという設定たるや見事の一言。


「潜水艦」という、密閉緊張装置のひながたともいえるモノの
中で、計器に書かれた言葉もわからないまま戦争を始めなければならない
という、これぞまさに「緊迫の極み」。
爆雷のゆっくりとした沈みっぷりに合わせて、クルーと共に冷や汗を流せる映画。


監督はジョナサン・モストゥ。
カート・ラッセルが新品の金属バットを握りしめて
屋根裏に潜む「ブレーキ・ダウン」に
殺人ロボット同士の小便器での殴り合い「ターミネーター3」か。
たまらないアクションをとってくれる監督である。
この監督の作品はこれから無条件に見ないとダメですね。