天使のタマゴラス

小道具の妙な安さが笑いどころだった

18日
新宿サザンシアターにてミュージカル
ギャラクシーエンジェル」を。
アニメのキャラ「萌えアニメの舞台化」という、
かつて観たことがないベクトルのジャンルとのことで、
知人からの招待席に飛びついたのだが、楽しめた。


見ていて恥ずかしいノリは原作からのものなので、
そのあたりは目をつぶるかカッと見開くかは自由として、
落書きじみたブタのパネルが出てきたり、
看板のひとつひとつにどう見ても必要のないマークの
シールがバランスも悪く貼られていたり、
豪華なコスプレ衣装に反した
小道具の異様な安さが一周回って面白い。


しかし、主演の富田麻帆ちゃんの動きにはキレがあり、
ミュージカルに出てくるには下半身など、
要所要所のふくよかさがリアルな女の子体型といおうか、
そうした彼女がコスプレの長いブーツなんぞを履いた身で
すばやいタップを刻む姿にはえらく感動した。


と、家に帰って調べてみれば、
ミュージカルで「アニー」をやっていたりする
本格派の人だった。
知らなかった我が身が恥ずかしいな。

  • 写真

件のミュージカル。
キャラクターの声の人がそのままやっていると
思っていたよ。