花火大会に攻める

15日

ショーガール夢子に会い、渋谷でお茶。
その後、話の流れから、六郷土手で催される花火大会に行く。
ということになり、一路大田区へ。


大田区川崎市の境界線たる河原には
数千人の観客がレジャーシートを広げて陣取り、
メインイベントである花火までのつなぎなのか、
遠くに見えるステージでの合唱を聴くともなく聴いている。
という状況は、フジロックに見えなくも、ない。
行った事はないが。


ともあれ、肉眼で、至近距離で花火を見るというのも数年ぶりで、実に堪能する。
砲弾を思わせる衝撃音に腹を響かせながら、
視界に収まらないほどの規模の瞬間美を味わっていると、
いつの間にかスピーカーからは「ワルキューレの騎行」が流れてきて、
なにやら荘厳かつ勇ましい気分にもなる。
フジロックならぬ「地獄の黙示録」ムード満点のイベントであった。


余談だが、調べてみるとこのイベントは毎年終戦記念日に行われ、
そのタイトルも『大田区平和都市宣言記念「花火の祭典」』とのこと。
ワルキューレの騎行」でいいのか。

その後は六本木のスポーツバーにて、オリンピック観戦。
にわか国士となってなじみの薄いサッカーを応援する。