ミート・ザ・ペアレンツ

吸って踊れということか

4日
ネタ作りの合間にDVDで「ミート・ザ・ペアレンツ」を。
ジャンボ仲根が「アレは面白くなかった!」と言っていたので
しばらく敬遠していたが、いやいや、観ればそれなりに…つまらなくはない。
しかし笑えない。
ベン・スティーラーが婚約者の実家に行けば、
元CIAのガンコ親父デ・ニーロが待ち構える…
との物語に「よし笑うぜ!」と、こっちのハードルが上がっている割には、
後半までデ・ニーロ一味がただただ悪いヤツみたいに描かれるから、
丁々発止のやり取りで笑う…というよりも「早く逆襲しろ」という気持ちになるのだ。
しかし後半、ベンの逆襲はないまま一気に和解ムードとなり、
肩透かしを食らわせつつ、物語は消化不良気味のハッピーエンドとなった。
消化不良の映画に欲求不満の自分か…なんだか俺が悪いみたいじゃねえか!
と憤る夜中はネタの進みが遅い。