エイリアンVSプレデター

どっちつかずの批判は受けぬ

31日
晦日ということだが、普段どおりの台本作業。
唯一の季節感といえば、部屋の窓から見える雪模様、といったところだが、
それも北海道への里心をつけるだけであった。
夜、一段落したのでレイトショーへ。
前々から楽しみにしていた「エイリアンVSプレデター」を。


ローレンス・フィッシュバーンの空中遊泳「イベントホライズン」、
格闘戦から突如、引きのカメラで火炎放射の全体図を映す「モータルコンバット」、
カート・ラッセルがひたすらにドラム缶を殴りつける「ソルジャー」など
極度の緊張感から絶妙なハズシの暴力描写を入れ、
恐怖と笑いの狭間を自在に行き来する
ポール・W・S・アンダーソンの新作である。
その上で今回のテーマはエイリアン対プレデターという、
超暴力キャラの対決なのだから、いやがおうにも期待は高まる。


お互いのキャラクターを立てつつも、被害を受ける
人間サイドの描写も手抜かりがなく、
プレデターびいきの僕としては非常に楽しんで観れたわけだが、
始まって1時間もしないうちに映画のオチが
はっきりとわかってしまうシーンがあり、
そこで笑いがストップしてしまったのがせつなかった。


その後、ファミレスに入って台本の続き。
「2005年はこうして明けるのか…」なんて
しんみりした瞬間に年賀状のことを思い出す。
年賀状の用意もできず、急いで戻ってから年賀メールの画像作成。
粗忽に締める2004年だった。