エレファント

成田優介はゲームキューブを応援します

10日
DVDで「エレファント」を。
あの、コロンバイン校の銃乱射事件を映画化。
高校生が学校にマシンガンを持ち込み、乱射するまでの過程を、
時間軸を行きつ戻りつさせながら、淡々と描く。


キャスト全員が素人の高校生を使っていて、さらには役名もなく、本名で出演。
そんな生生しさをこれでもかと演出させながら、男同士のキスシーンも混ぜ込み、
キッチリと監督であるガス・ヴァン・サントの趣味も見せつける。
「作り手は、十代の感情にどっぷりとつかりきってますよ」
というムードが、霧状となってテレビから溢れ出してくるようだ。
淡々としているが乾いてはいない。この息苦しさには価値がありますよ。


しかし、映画を観終わってから考えると、
黄色いTシャツを着ている男の子が女の子にキスされている
あのパッケージは、すごい騙し方をしている。
あいつが銃を撃つわけじゃないからなぁ。ちょっとキョトンとするわ。


一緒に戦争映画も借りてきたが、この映画の後では銃撃戦は見れず、
その後は部屋の掃除をして、一日名刺作りを。

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いつか言っていた「バテン・カイトス」をやっとクリア。
いやあ、いいゲームでした。