10-16 個展とマグカップのお知らせ
１０日
個展のDM作業などを。
文章はようやく走り始めた。となれば結構早いものだが、
不安しかないわー。
夜、渋谷にてネタ合わせ。
駅前の込み具合で師走ムードを肌で感じる。
しかし、この「師走」って言葉はすごいパワーがあるなぁ。
師が走っているんだぜ。
そんなの絶対に急がなきゃいけないじゃないか。
この単語があるから慌ただしさが相乗効果になるんだよ。
「おしまいの月」とか呼ぼうぜ。
慌ただしさどころか、やる気さえなくなる。
１１日
個展の報など、メールなどしながら作業。
「バリオクみたよ。あの活用法は職人に作ってもらわなきゃ！」
と、ラーメンズの片桐さんからのうれしい言葉に疲れも飛ぶ。
個展にも来てくれるということで、うれしいプレッシャーだ。
夜、ブー金子さんに誘われ、ホームパーティーへ。
ブーさんの友人、タレントのジェイソン・ハンコックの家ということで、その友人も全員英語で話していた。
しゃべれないのは僕とブーさんだけというから面白い話である。
ただ、そのジェイソンは日本語も堪能、大変にいいやつだった。
個別に話すと日本語も聞けたので、周りの方とも交流できたし、
有意義な時間を過ごせたが、ほんと、英語の必要性を感じるもんだなぁ。
帰りの電車で途中までアメリカ人女性とふたりきり。
向こうはいろいろと話しかけてくれるのだが、
こっちは挙動不審となるコント的一幕で肝を冷やす。
最後の最後で真の必要性に迫られたよ。
１２日
笹塚ファクトリーにてフレッシュライブ。
「マッチポンプカーニバル」でのコントをコンビ用に変えてみたら、
これが大変にハマって大好評。優勝も出来て、あらためてネタの財産性を知る。
「実弾プレミアム」も、そんなネタがあればいいなぁ…
と、汎用性がない自らのパロディネタの多さにヘコむ。
１３日
事務所にてネタ見せ。
終わってすぐに帰宅。そのまま解説パネルの原稿を。
そう、すでにホリプロコムのサイトでもお知らせされていたので、
こちらの実弾日記でもビシっと発表させていただきますが、
今月の２３日から２７日まで、代官山のジェイトリップアートギャラリーにて
僕のイラスト個展『リタ・ジェイイラスト展 タロットカードにまつわるetc』が開催されます。
と、いきなりわかりにくい話をしてしまって恐縮ですが、
僕、JJポリマーの成田優介は、「リタ・ジェイ」として、
イラストレーションや文章を描く活動をしています。
それでこのたび、代官山にあるアートギャラリー「ジェイトリップアートギャラリー」さま
よりお話をいただき、個展をすることになった…という流れなんですね。
そして今回のテーマは、かねてよりその意匠が気になっていたタロットカードです。
通常・占いの道具というと胡散臭いイメージがぬぐえませんが、
その背景を調べると、数百年の間にわたって受け継がれてきたものの持つ、
確かな面白みがあり、ひとつのイメージ・グッズとして機能していた
タロットカードのデザインは、
イラストを描くものとしてかっこうのお題を与えられるかたちとなりました。
そんなわけで、今現在、テンパリまくってイラストを描き、
解説パネルの原稿を書いているのですが、
初日にはオープニングパーティーとして、ＪＪポリマーによるトークや、
他の芸人も呼んでちょっと楽しくやろうかな…なんて思っておりますので、
忙しい年の瀬ですが、ひとつ遊びにいらしてくださいね。
しかし、事務所のウェブサイトに載っていたとは、
オフィシャルに認めていられるようでうれしいですね。
ホリプロコムの水森亜土を目指すので、応援よろしくお願いします！
両手描きは近いうちにおぼえます。
１４日
夜、原宿ＬＡＰＮＥＴ ＣＬＵＢへ行き、「mug*mania 2nd series」のオープニングパーティーに参加。
イラストレーター、デザイナーなど６０組のアーティストが
オリジナルマグカップをデザイン…ということで、僕も一点作らせてもらいました。
しかし、オープニングパーティーというのは本当に色々な人が来るもので、
目の前をサンタが通ったときはちょっと驚いたが、それは隣の会場でやっているパーティーの
方だった。
しかし、素通りされるとこっちにはご利益がないみたいでせつなくなるなぁ。
ともあれ、会期は２５日までということで、個展の行きに、帰りにと、ぜひ寄ってみてくださいね。
１５日
昼、mottfactoryのあいしょう、ごーと打ち合わせ。
ＣＧで会場の図面など見せてもらい、大興奮。
作品さえ揃えばいい展示になる…とますますプレッシャーがかかるが、
トコトンいきますよ。
オープニングではmottfactoryからイキな発表もあると思いますので、そちらもお楽しみに。
その後、八丁堀にて打ち合わせ。
グルメ漫画に出てくるようなウナ丼を食べさせてもらい、滋養をつけた。
１６日
横浜の山下埠頭にて、横浜アートサーカスを見る。
友人がスタッフをやっており、いろいろと案内してもらったが、
パネルに色々と解説をつけなくても、巨大な物体とか、一目見てバカらしいものが持つ
エネルギーというのは最高だなぁ。
ソファ、テレビ、椅子に机、はてはスーパーカブ…と、
１０畳くらいのリビングに置かれた物体を全部コンクリ漬けにした作品が特によかった。
「何やってんだよ」という笑いの気持ちよさを味わえる現代美術、また観に行きたいものですね。
- 写真
僕の作ったマグです。詳細は会場で！
