17−20 CAKEと姫。マジパンの色気

jitudan2006-03-20

17日
渋谷クアトロにて「CAKE」のライブに。
http://www.cakemusic.com/


正直、行けないものだと思っていたのだが、
mott factoryのごーがチケットを取っていたらしく、
一枚ご相伴に預かることとなったのだった。


オールスタンディングの会場には400人ほどだろうか、
人がひしめきあっているものの、
殺伐とした空気はなく、前へ前へとゆく人へ皆ニッコリと
道を開けてくれる姿は、さすがの年齢層の幅広さ。
見ていて気持ちがいい。


そしてライブ。
いや、最高だった。
圧倒的に乾いたムードに、確かな情感と色気がにじむ。
「ひなびロック」の結晶だ。


「CAKE」はCDジャケットがいつも
イラストになっているので、
正直バンドのメンバーの顔を知らず、
ヒゲ面にカーキ色のシャツと、
四角い前つばの帽子を合わせた
ボーカルのジョン・マクレアの姿が
カストロ議長のように見えて笑ってしまったのだが、
一声耳にするだけで一気に
「猛烈に格好のいい男」に見えるのだからたまらない。


体をゆらし、コーラスを歌い、V字に曲げた板に木が付けられ、
叩くと「ビィィィィィィィィン」となるあの打楽器の
登場にニヤニヤしつつたっぷりと楽しんだ。


ごーと立ち飲み屋で軽く入れてから帰宅。


18日
昼、「どどいつ文庫」へ。
ティム・ビスカップのイラスト集の新作を購入。
他にも楽しい本をみっちりと見せてもらったので、
ほんと、まとまった金が入ったら
資料を買いこみに行きたい店ですね。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~dobunko/


その後、あいしょうと合流して目黒の飲み会へ。
上半期一番の内容に目がくらみ、酒の量が増えた。


19日
夜、チームYURAにて打ち合わせ。
相変わらず学生さんの作品には背筋が伸びる。
いよいよアナログ絵に取り組む
気持ちが固まってきましたよ。


打ち合わせは充実したが、遅くなったので、
同じ頃アキバで行われていた
フランスファイブ飲み会には行けず、
無念の帰宅。


20日
昼、「バテン・カイトス2」をプレイしながら
データを待って原稿を。
別次元ともいえる内容のものを書いたので、
幅の広がりを感じたが、ともあれ結果が恐ろしい。


そのまま新宿へ。ジャンボ仲根を連れて
団体の飲み会に顔を出す。
途中参加とのことで、テンションについてゆけず…
というのは芸人として敗北ともいえるのか。
いや、ビールのピッチャーを持ったままの学生が
胸元に飛び込んでくる空間は、
よっぽど腰をすえないといけないよ。
時間もなかったのでそのまま辞去。
仲根と軽く飲みなおす。


  • 写真

渋谷に坂本竜馬の立ち飲み屋があるが、
こちらも負けてはいない。
国士となってホッピーでも飲もうじゃないか。