7-10 リタ・ジェイモデルTシャツ、HANJIROから発売です!

7日
DVDにて「イエスマン〜YESは人生のパスワード〜」
ヘルボーイ ゴールデンアーミー」を。

イエスマン」はジム・キャリー主演最新作。


主人公のカール(ジム・キャリー)は銀行員。
仕事はつまらなく、友人とのつきあいはきわめて悪く、
半年前に別れた妻のことを未だに引きずり、
毎日DVDを観て暮らしている。
そんな彼だが、ひょんなことから、
決断を迫られる局面の答えは
すべて「YES」で答えなければならなくなる。
そうして、一見無茶な決断の中に結果オーライな出会いと
ラッキーを呼び込んでゆくが・・・というストーリー。


野っぱらで満面の笑みのジム・キャリー
体をひねっている姿とこの副題でもって、
「あれ、もしかしてコメディではないのだろうか・・・」と、
自己啓発的なアブなさがそこはかとなく漂っていたのだが、
そのまんま自己啓発セミナーに行って、
いい目に遭った男の話(実話を元に作られているらしい)だった。
口八丁の弁護士がよくわからぬ力でウソがつけなくなり、
どえらいことに・・・という、至高の「苦しみ芸」を観ることができた
彼の傑作「ライアーライアー」とは違う視点で観なくてはならない。


それでも、この作品はたっぷりと楽しめた。
荒療治のきっかけとしてにセミナーがあり、
結果オーライの中にも、
「どこからが自分の本当の気持ちから出している答えなのか?」
という部分を抑えているので、
(未収録シーンの中ではあったが、セミナーにハマっている友人が
大ケガをしているという描写もある)啓発臭さがあまりないのがいい。


「イエス」と答えることで何事もうまくいっている
(ように見せている)という描写も冴える。
あまりにもいい感じになると気持ち悪いところがあるので、
こっちから観たら「それラッキーじゃねえだろ」と思わせるバランスがある。
大体、啓発セミナーのリーダーがテレンス・スタンプというのがウソ臭くていい。
いきなりあの人出てきたら怖すぎだろ!


それにしても、「イエス」によって出会えるヒロイン、アリソン演じる
ズーイー・デシャネルのなんとかわいいことよ!
バイクに乗りながらインスタントカメラの写真を撮りまくり、
タツノオトシゴの着ぐるみをかぶるバンドを組んでいるという、
これらの「ちょい痛」要素が全部プラスに見えるというのはすごい。
これはファンになるわ。作品追っかけよう。


いい人ではあるがサムい上司のノームも実にいいキャラ。
やたら迫ってくる同じマンションのバアさんなどなど、
濃いキャラクターを周りに置いてのリアクション。
自らの攻めを抑えて、受け手としてのジム・キャリーを堪能できる。
(ただ、あの、圧倒的な怪人演技も観たい!!「エースベンチュラ3」の話とか、どうなったのだろう)


「あえてやらないことをやることで、面白い出会いが出来る」
というのは、自己啓発でもなんでもなくて、
30年ちょっとしか生きていない僕でも、
人生の経験上から言えることだ。
と言っても意識しなくてはなかなか電話の一本もかけらないもの。
飲み会でも企画しますか。


ヘルボーイ〜」は前作よりもはるかに面白い!
エクトプラズム捜査官、ヨハン・クラウスの造形も最高。
半魚人エイブとビールを飲みながらグチるシーンとか、実にいい。
あと、夜にクリーチャーとバトル、そして超常現象捜査局の本拠地は地下・・・という暗さの中で、
真っ昼間の島を歩くシーンがまた締まる!
バトルシーン以外にも、コミックキャラクターの日常エピソードを
いい絵にできる。というギレルモ・デル・トロ監督の好き者っぷりは
全面リスペクトします。


8日
イラスト仕事を。
久々に名刺も。速さが出てきたましたよ。


9日
夜、渋谷にて打ち合わせ。


10日
新宿にて打ち合わせを。
帰宅後に一報。Tシャツの発売日が決まる。


と、いきなりで恐縮ですが、Ipodカバーに続き、
リタ・ジェイが作ったTシャツがHANJIROから発売されます!
クリエイターとのコラボTシャツという枠組みで、
名だたるクリエイターの末席にスルリと入らせていただき、
1種類2カラーのロングTシャツを作らせていただきました。
*画像は合成なので実際の色味、質感はかなり変わります
http://www.hanjiro.co.jp/news/20090903_ts.html


売れれば当然次も・・・というのが世の流れ。
Ipodカバーも再販されており、新型のnanoも出たところで
また新企画があるのか・・・という感じです。
全国のショップで18日から発売となっておりますので、
ぜひ買ってください着てください!そして僕に写真をください!
日記に載せますので。
ということで、ひとつよろしくお願いします!



  • 写真

個展にいらしている方ならおなじみの「mr.チキン」が
スっと立ったというシンプルさ。これを作ってみたかった!