23-28 流血よりも涙が目立つ

23日
バーのマスター日。
早い時間に仲根を呼び、次の日に行われる
トークライブの打ち合わせをするなど、
アジト感を漂わせる使い方を。
次のトークライブはFANKAで行うというのか・・・?

24日
阿佐ヶ谷商工会館にてライブ「ブレイクアウト」に。
初めての会場&そして出演ということで、
区民施設の趣を堪能しながらネタを。
昔、時田301時代に新宿の文化センターで行ったライブを思い出す。
若手生活も長いが、まだまだ都内のライブで新鮮味は味わえるということか。

ネタ終わりでそのまま経堂「さばの湯」へと向かう。
まさかのダブルブッキングということだが、
実弾メンバーがつないでいてくれて感謝。

15分ほどの遅れで、初めての「実弾生活トークライブ」を。
稽古、本番中の裏話から始まり、
経堂魚肉ソーセージフェスタとかけての企画コーナーなど、
演者の数も多ければ当然盛り上がるというもの。
個人的には大喜利での小林きな子ちゃんのキレ味鋭い回答と、
伊藤美穂さんの答えのヒドさが最高だった。

心残りは「さばの湯」名物のカレーを推しすぎて、
ライブ後に自分が注文する文が残っていなかったということか。
また経堂、ないしは下北沢「スロコメ」にて
実弾関係のトークライブはやっていきたいところですので、
まずは11月のベストライブに向けてひた走ります!

25日
イラスト仕事などを。
名刺作りはやはり楽しいなぁ。

26日
ARの原稿などを。
夜はバーへ。

DVDにて「レスラー」を。
ミッキー・ローク主演作。

かつてのスタープロレスラー、ラムは、
盛りを過ぎ、倉庫作業のバイトをしながら、
痛む体に注射を打ち、インディ団体の試合に出ている。

体にムチと鎮静剤を打ち、ハードコアな試合を続けている内に、
心臓発作で倒れてしまうラム。
ドクターストップがかかり、プロレスへの道が絶たれたラムは、
自分の人生をみつめ直すために、まずは別れた娘に会いにゆくが・・・
というストーリー。

あらすじを書くだけで男泣き必至の映画なのだが、
その内容もまた涙なくしては見られぬハードコア。
過去をなつかしみ、ストリッパーに昔の活躍を語り、
トレーラーハウスの家賃を滞納して車で寝り、
老眼鏡片手に娘の電話番号が書かれたメモを見る。
バイトの合間、試合に向けての染髪は自分で行う・・・
といったシーンを、手持ちカメラがグイグイと寄る演出で、
図々しくも淡々と見せてゆく。
この「明日のなさそうな描写」は全編に渡り、
「これからどうするんだよ感」をギブアップ寸前まで味わうことになるからたまらない。

そして、お話自体もこれからどうにもならずに終わる。
追い込まれたラムが、結局、明日のなさそうな選択肢を誇り高く選ぶ。
これがたまらない。

こうはなりたくない。と思ってはいけない。
人生と時間の攻撃に耐えなければ、反撃のラッシュはない。
それをしたところで負けるとわかっていても、である。
やっぱり、どんなものにも必要なのは誇りだよ。

僕が一番好きなシーンは、スーパーのお惣菜コーナーで働くラムが、
1日目は意外と調子よく出来ているところ。
やがて折り合いがつかなくなってくるのを予感させる展開。
バイトをする人間(自分含む)が持つ根っこの恐怖がここにある。

27日
ネタ作りを

28日
事務所にてネタ見せ。
その後はARの原稿を。

  • 写真

ライブ中の写真。
写真を撮れるほどにゆるく、また内容は濃かった。