エヴァQと実にいい夜(ネタバレあり)

エヴァQを観た。


これのためにネットからも距離をおき、
予告編も見ず、ツイッターのTLもカタカナの「エ」や
アルファベットの「Q」などを高速スクロールでかわしていたが、
その甲斐あって情報なしで観ることができた。

*ネタバレあり

と、感想ですが、一言で言うと「まだ何も言えない」。
もっと言うなら「ほんの少しイヤな予感がする」という内容。

前回「破」の際は、「新」といいながらも
これまでのシリーズの記憶を継ぎ足したりして脳内構成をしたが、
ここからは全部新展開で、怒濤すぎる流れに。


そしてこの作品、あらためて、脳内補完が必要な作品である。
キャラクターの背景や世界観は、TVシリーズや旧劇場版から、
「基本こんな人」というのを入れきってから、
新劇場版の解釈をプラスする…といいましょうか。


本当、この「脳内補完」で、キャラクターに関する情報は作っておかないといけない。
今回は、特に世界の設定をガッツリとやっている印象。
アスカのシンジに対する気持ちとかあれこれも、このQだけでは、とてもだ。
カヲルのキャラクターなどは、新劇場版しか観ていない人には(いるのか?いる、よね・・・)、思わせぶりすぎてキョトンかもしれない。


SF的設定は収束してきているかのように見える。
が、なんだか序や破の時よりも「途中で終わり」感が強い。
僕は少年、碇シンジがどう救われるのか・・・という映画として考えているので、感情面を重視して映画を観ていた。
本当、今回の「Q」、シンジの感情に相当なストレスを与える映画だったので、またモヤモヤとしながら過ごすことになる。
本当、次はそれをはじきかえす展開を期待したい。
1999年の「夏エヴァ」でひっくり返った身としては、
やはり「色々あったが乗り越えるシンジ」を観たい。


この作品を見て、自分の青春の帳尻を合わせようというのは勝手な話ですけどね。やっぱりそれを望まずにはいられない。


14年後という設定と、「呪い」というワードが胸に重いものを残しながらも、次回も本当、楽しみです!



その後は「にっぽんケーブルテレビ」の収録。
そして秋葉原にて来日中の永尾さんと合流。
ネタバレのエヴァトークをガッツリとして、
話ながら自分の感想がまとまってゆくのも心地よく、
そして、永尾さんの近況を聞いて実にうれしくもなる。


二代目担当の猪股さんも途中で合流。
実に楽しい夜でした。


  • 写真

仲根(左)も合流。さんざん飲んだ後で。
いや、最高の夜でした!