ハウルの動く城

20日
ライブも終わって一段落したところで、初日に攻める「ハウルの動く城」。
ジブリアニメの面白さを改めて語るのもヤボな話だ。
もう老境と言っても過言ではない宮崎監督のイマジネーションの爆発には肝を冷やす。
そんなわけで今作だが…申し訳ない。今回はヤバい。悪い意味でヤバい。
ジブリアニメでこんなに筋が通ってない話があっただろうか。
劇場版「ファイナルファンタジー」を観た時と同じ脱力感に襲われる映画だった。
それでも、アニメーションの見せ方で、ストーリーに疑問を抱きつつも飽きずに観れてしまう。
という豪腕ぶりで「ファイナルファンタジー」とは一線を画すのだが。
いずれにしても今作は危険だ。



・以下は感想ですが、ネタバレです。


国家を背負い、魔法使いに武力行使の業を背負わせている師匠が
最後に軽く「この戦争終わらせましょう」と言って、
それを実行にうつせてしまうのがつらい。
「感情をなくしている」ハウルがそう見えないのがつらい。
ただ、ストーリーへの違和感がよっぽど強かったのか、
下馬評でよく耳にした木村タクヤさんの声への違和感は全く感じなかった。

  • 写真

新宿駅の通路で実機のPSPを見る。
常時警備員がいるようなので、展示ということだろうが。
ポスターに埋め込まれているように見えるのがオツだ。