トロイ

カタギですよ

17日
DVDで「トロイ」を。
原典であるホメロスの物語を読んでいないので、
ストーリーについての感想は的外れになるだろうか。
女にほれこんだ王子のために沢山の人間が死んだ。
そして国が出来たのでした…という話だった。
それよりも、見所は大昔の西洋の鎧、そして戦い方へとシフトする。


グラディエーター」もそうだったが、
投げ槍や盾の使い方をたっぷりと見せてくれるのはうれしい。
兵士が陣形を組んで盾を寄せ合い、巨大な亀となってジワジワと進む。
丸い盾に半円の切れ込みを入れ、その隙間からバックハンドで槍を突き出し、
また、盾を回転させて敵の槍を折る。
剣は剣で身幅が広く、寸の短い西洋剣の立ち回りということで、
相手に密着しながら体を回して敵を斬る…などなど、
刺激的な立ち回りの解釈がたまらない。
特に、ブラッド・ピット演じるギリシャの戦士アキレスの動きがよく、
斜めにジャンプして体をひねり、敵の僧帽筋に剣を突き刺す技など、
一人だけ「無限の住人」みたいになっていた。


その後、新宿に出てイラストレーターの杉山聖子さんと会う。
チェコに行かれていたということで、
ヤン・シュヴァンクマイエルのスタジオなどの話を聞きつつ酒を飲んだ。
古代西欧から現代東欧まで…と、こう書くとなんだかヤケに文化的だが、
1日24時間で割ると、半分くらいはロボットのゲームをやってるからね。

  • 写真

「街のお祭りにそば打ち名人がやってくる!」というポスター。
だったらもうちょっと、周りにそば的アイテムを配置してやれよ。