バットマンビギンズ

22日
昼、目黒でテレビのネタ見せ。
その後、曙橋でナレーションの収録をし、
上野へコントの衣装を買いに向かう。
忙しく走り回っているようだが、
電車に乗っているよりも、地下鉄の変な駅についてから、
上野へと向かうまでの道に迷い、
そこからまた千代田線の駅を見つけるために歩いている
時間の方が長いという間抜けさよ。
見知った駅についた時は、
安心して一人で餃子店で祝杯をあげてしまったよ。


その後、レイトショーでやっと「バットマンビギンズ」を。
バットマン誕生の過程を丹念に描く今作。
さらにテーマは「恐怖」ということで、
億万長者の主人公、ブルース・ウェインが執事アルフレッドとともに
「いかに悪党をビビらせるか」という視点で手間をかける。
ワイヤーガンやカーボンスーツなど様々な材料を調達し、
嬉々としてエアブラシを吹き、手裏剣を旋盤にかけるという描写が
本当に丹念に表現されている。
この、どこか偏執的なクラフトの楽しみを観る喜びよ。


ゴッサムシティのなまはげになるべく時間を使う主人公。
この「準備の喜び」が大きな見所である今作は、
過去のどの作品よりも、ファン向けとなっている作りである。
これから観に行く人、邦訳コミックス貸しますよ。

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鋼の錬金術師」のパスネットを見つけてテンションが上がる。
二枚買ったが、もう使ってしまった…