7-10(mon-thu)蟹食えば 柿が成るなり本能寺

jitudan2005-11-10

7日
DVDで「デンジャラス・ビューティー2」と
最後の恋のはじめ方」を。
「デンジャラス2」、強面のFBI捜査官がミスコンに
潜入捜査…という面白設定を前作で全て使ってしまったので、
正直、意味のないお話になっていて泣けた。
このしくじり感、「ヒドゥン2」と並ぶくらいですよ。


ただ、サンドラ・ブロックほどマイケル・ジャクソン
似ている女もいないのではないだろうか…
と、気づき、ニュースを賑わす北川和美さんの白い顔面を思い出しつつ、
「お前もまだまだだな。クニに帰っていいぞ」
とエールを送るのだった。


「最後の恋〜」は、エヴァ・メンデス目当てに見たのだが、
ラテン官能美人であるこの人は、角度によって
非常にどうでもいい顔にもなったりするので面白い。
ふてくされた顔とか本当にかわいくない。だがそこがいい。
今回、肌の露出がさほどなかったが、
脱ぐ時は実写版ルパンで峰不二子を演じていただきたい。
そしてその後はソフィー・マルソーの様に
いたる作品で脱ぎまくっていただきたい。


8日
ネタ見せ。悪くない感触。
13日にライブがあるので細かいところを調整しよう。
10日に必着の招待状を事務所づてで今日受け取り、
顔が青くなる。間に合わなかったら泣けるなぁ。


9日
一日原稿などを。
コープスブライド」がなかなか観に行けない。
いわんや「Zガンダム」もまた。
来週は絶対どっちか行くぜ!


10日
昼、代々木競技場の第二体育館へ。
「フロンティアvol.59」の見学を。
アパレル合同展示会ということで、
各ブランドのバイヤーが集まる商談会…
と、縁がなさ過ぎる内容にキーボードを打つ手も止まりそうだが、
来年の2月に開催される第60回目でイラストを展示するお誘いをいただいたので、
会場の下見に行ったのだった。

円形の競技場に放射状に仮店舗が並び、
鷹の目をしたバイヤーの方々が回り、観客席には熱心にメモを取り、
携帯で商談をする人あり…と、アパレルコロシアムというべき
鋭いムードが漂う空間だったが、この中で展示とは、それはそれで楽しめそうだ。


その後、京橋に移動。映画美学校の試写室にて「愛よりも強い旅」を。
ガッジョ・ディーロ」「ベンゴ」のトニー・ガトリフの最新作。
この人の映画はいつも面白いなぁ。
ザラついた質感と情熱の音楽。そして行き場のない人々の諦観。
「僕のスウィング」とかは本当にたまらない。
「さわやかなものが観たいから」とパッケージに手を伸ばした人がいたら、
「そういうものではないが、強くオススメしたい」と一言添えることにしています。

終了後に渋谷へ戻る。
コント作家の根本くんと合流し、「mousa.com」の方と食事。
「タカりに行きます」と宣言しただけあり、
青山で上海蟹マツタケなど、
秋の味覚をメチャメチャに堪能した。ここ数日で一番泣けた。

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「BAR 酒場」、潔すぎるぜ。