11-17(fri-thu) 軟体生物の気骨

jitudan2005-11-17

11日
原稿とネタの手直しで一日を。

12日
昼、大門でネタ合わせの後、そのまま近くの
制作会社へ行き、オーディションを。
ロビーにはなぜかパチスロ台が並べて置いてあり、
待ち時間は誘惑にかられて衣装のまま打ち続ける。
当たりを引いてからオーディション開始となったので、
そこはずいぶんゲンのいい話ではあったが、
ネタの練習もあまりないままでは、その結果が怖くもなりますね。


13日
新宿安田生命ホールにてホリプロライブ。
一位は逃してしまったが、ゲストはホーム・チーム
久しぶりに一緒のライブとなり、ネタの話もできたので
テンションは上がる。
その後は与座と食事。相変わらずのお笑いへの姿勢。
大いに笑い、また背筋が伸びる。


14日
DVDで「ベルヴィル・ランデブー」を。
自転車レーサーの孫と一人暮らしのおばあちゃんが、
誘拐された孫を助けに犬と共に旅立つ…というフランスのアニメ映画。


いや、これはヤバかった。
片足が短いおばあちゃん、ハラボテの犬、
ふくらはぎの筋肉が局部にも見える孫、
榴弾を沼に投げ込み、
爆殺したカエルでスープをこしらえる三姉妹。
グロテスク、悪意、それらのポイントを本当に
間一髪でかわす、そのポンチきわまる人体描写に圧倒される70分。


たとえば「紅の豚」の劇中に流れるアニメ映画を憶えているだろうか。動きがユルユルとしたネズミがブタをやっつける
映画だったが、あの珍妙なムードがはるかにパワーアップしたタッチで、その上動いているのは人間という面白どころ。
一見の不愉快、だがそれも一瞬。取り込まれる快感を存分に味わえる映画だった。


特にオススメしたいのはレストランのオーナーである。
あの動き、会得しなければいけないな。


15日
ライブのネタ見せ。
その後はネタ合わせを。いい設定が出たので溜飲を下げる。


その後、家にジャンボ仲根が来て飲む。


16日
渋谷で満を持して「コープスブライド」を。
期待以上の面白さで我を忘れる90分間。
カラフルで活力にあふれた死者の世界の様子といったら!


景気の悪い昨今ではあるが、ああいう映画を見ると
「死にたい」と思う人間が増えるのではないか。
まあ、それを実践できる資格があるのは水木しげる先生くらいか。


17日
イラスト仕事などの作業を。

  • 写真

キディランドで見たキャラクター。KKKのリンチかと思ったぜ!