3-5(tue-thu) ガンヘッドVSマシーンヘッド

jitudan2006-01-07

3・4日

正月気分も最後、ということで、最後のDVD攻勢を。
サムライチャンプルー」、「マシーンヘッド」、
チームアメリカ・ワールドポリス」
ミリオンダラー・ベイビー」と続けて。


岩をバターのように斬る刀など、
飛躍を気持ちよく受け止められるのは、
本当にしっかりした肉体表現があるからだろう。
そのあたり「バキ」に通じるものがあった「サムライチャンプルー」。
ロードムービーとしてのほんのりしたせつなさもよかった。実に良質のアニメ。


「マシーンヘッド」はコラム用に観た、アルバトロス・コアの脱力ホラー。
頭の横にエンジンをつけた死体が、街で暴れまわるというもの。
相変わらずパッケージに凄みがありすぎ、内容がユルすぎて泣ける。
ただ、本当に今回のパッケージは格好よかった。こんなの見せられたらジャケ借りだよ。


同じようにユルさ、バカらしさを全開にしながらも、
やはり金と手間をおしまずにかけた作品のすごさよ。
チームアメリカ・ワールドポリス」は、最初の苦笑のノリを越えると、
そこからは感覚がマヒして中盤から爆笑の渦。


サンダーバード」のような人形が無修正のベッドシーンから、
モータルコンバット」ばりの人体破壊まで見せてくれるのだ。
しかもその人間がハリウッドスターそっくりの顔なんだからふるっている。
スーザン・サランドンサミュエル・L・ジャクソンの最期とか、もうむごすぎて笑うしかない。


そして「ミリオンダラー・ベイビー」。これは完敗だ。
予告を見てしまい、流れがなんとなくわかってから観てしまったことを本当に後悔。
ミスティック・リバー」に続いて、クリント・イーストウッドの負の次元に引きずり込まれる。


しかし、女ボクサーの不幸にも泣けたが、一番泣けたのは、
ジムに勝手に出入りしているアホな兄ちゃん「デンジャー」のエピソードだった。
街からいなくなった瞬間に号泣だよ。まったく関係ないけど、
なぜか「泣いた赤おに」がフラッシュバックしましたよ。


5日

夕方、秋葉原の「デジターボ」へ新年の挨拶に。
個展のDMを渡した際、イラストを気に入っていただき、
改めて何か面白いことができれば…と、いろいろとお話を。


その後は「アクションリプレイ」編集部にも。
机の配置換えの最中で、相当の混乱ではあったが、
掃除中の立ち話が盛り上がるのは学生の頃から変わらず…ということで、
皆でゆっくりと話し込む。


その後、新宿へ。
個展を手伝ってくれたジャンボ仲根やmott factoryの面々、
さらに以前「プレミアム」のフライヤーを作っていただいたイナダさんを呼び、
それにちなんだ人を引き合わせよう…と、新年会を催す。
はたしてそれぞれに会話、活動ともに盛り上がり、うれしくなる宴会だった。


その後はジャンボと共に幡ヶ谷のランハイ中込こうちゃん宅へ。
久々の深酒。

  • これが「マシーンヘッド」。実際は太めの青年が終始体をふるわせている映画でした。