3-5(tue-thu) ガンヘッドVSマシーンヘッド
3・4日
正月気分も最後、ということで、最後のDVD攻勢を。
「サムライチャンプルー」、「マシーンヘッド」、
「チームアメリカ・ワールドポリス」
「ミリオンダラー・ベイビー」と続けて。
岩をバターのように斬る刀など、
飛躍を気持ちよく受け止められるのは、
本当にしっかりした肉体表現があるからだろう。
そのあたり「バキ」に通じるものがあった「サムライチャンプルー」。
ロードムービーとしてのほんのりしたせつなさもよかった。実に良質のアニメ。
「マシーンヘッド」はコラム用に観た、アルバトロス・コアの脱力ホラー。
頭の横にエンジンをつけた死体が、街で暴れまわるというもの。
相変わらずパッケージに凄みがありすぎ、内容がユルすぎて泣ける。
ただ、本当に今回のパッケージは格好よかった。こんなの見せられたらジャケ借りだよ。
同じようにユルさ、バカらしさを全開にしながらも、
やはり金と手間をおしまずにかけた作品のすごさよ。
「チームアメリカ・ワールドポリス」は、最初の苦笑のノリを越えると、
そこからは感覚がマヒして中盤から爆笑の渦。
「サンダーバード」のような人形が無修正のベッドシーンから、
「モータルコンバット」ばりの人体破壊まで見せてくれるのだ。
しかもその人間がハリウッドスターそっくりの顔なんだからふるっている。
スーザン・サランドンやサミュエル・L・ジャクソンの最期とか、もうむごすぎて笑うしかない。
そして「ミリオンダラー・ベイビー」。これは完敗だ。
予告を見てしまい、流れがなんとなくわかってから観てしまったことを本当に後悔。
「ミスティック・リバー」に続いて、クリント・イーストウッドの負の次元に引きずり込まれる。
しかし、女ボクサーの不幸にも泣けたが、一番泣けたのは、
ジムに勝手に出入りしているアホな兄ちゃん「デンジャー」のエピソードだった。
街からいなくなった瞬間に号泣だよ。まったく関係ないけど、
なぜか「泣いた赤おに」がフラッシュバックしましたよ。
5日
夕方、秋葉原の「デジターボ」へ新年の挨拶に。
個展のDMを渡した際、イラストを気に入っていただき、
改めて何か面白いことができれば…と、いろいろとお話を。
その後は「アクションリプレイ」編集部にも。
机の配置換えの最中で、相当の混乱ではあったが、
掃除中の立ち話が盛り上がるのは学生の頃から変わらず…ということで、
皆でゆっくりと話し込む。
その後、新宿へ。
個展を手伝ってくれたジャンボ仲根やmott factoryの面々、
さらに以前「プレミアム」のフライヤーを作っていただいたイナダさんを呼び、
それにちなんだ人を引き合わせよう…と、新年会を催す。
はたしてそれぞれに会話、活動ともに盛り上がり、うれしくなる宴会だった。
その後はジャンボと共に幡ヶ谷のランハイ中込こうちゃん宅へ。
久々の深酒。
- これが「マシーンヘッド」。実際は太めの青年が終始体をふるわせている映画でした。