税関に住まう

jitudan2006-01-16

15日


ということで、今日、香港から日本へ無事に帰ってきました。


今回は「香港国際会議展中心」
で行われたおもちゃショーの取材で行ったので、
内容など詳しい紹介は「アクションリプレイ」を読んでいただくとして、
あの国の持つバイタリティというか、
人の強さには大変に刺激を受けた。


例えば、コンビニで酒を買っていると、
外でわめいているオジサンがいたのだが、
僕からすれば絶叫の範囲にあたるオジサンの声にも、
皆、まったく動じずにいるのだった。
いや、動じないというよりは、皆横一列に並んでオジサンをじっと
見つめているのだ。

あたりをにらみながら時折道路に飛び出し、
着ているナイロンのベストのポケットから
時折何か豆のようなものを出して投げつけるという、
リアル酔拳の演舞を行う危険なオジサンを
じっと見つめる香港人のたくましさよ…
と思っていたら、コンビニの前にバスが停まり、
皆走るようにバスへ乗り込んでいった。
皆、バス停で仕方なしに待つ必要があったのか…
と、気づいて顔を赤らめる僕の視線の先には、
走るバスをただ見つめるオジサンの後ろ姿があった。バス乗れや。


ともあれ、よそ見と勘違いは相変わらずということで、
言葉の通じない国で色々とありましたが、
4日間、たっぷりと楽しみました。
お土産や土産話は、ライブで…というのが理想的ですね。


  • 写真

おもしろ日本語Tシャツは原宿あたりにも売っているが、
駄洒落の範囲を超えたこうしたものは、日本人では作れない。
ドコモでコラムを書いている僕からすれば
あつらえたようだが、着れば訴えられるからなぁ。