11-15(sat-wed) バレンタインと馬簾

jitudan2006-02-15

11日
ライブ用のネタを直しつつ一日を。
映像温泉芸社、行きたかったのだが…
昼に野方までの時間が取れずに無念。
家に帰って参加者の日記を読んで想像を。


12日
ホリプロライブ本番。
新・軍隊コントの第一人者として
おなじみになってゆくのだ…
との決意をお客さんの反応と共に得る。
その後、ジャンボ仲根と合流。
よしきと3人でコントライブの会場の
下見に、新宿の「劇場バイタス」へ。


実は5月のコント公演で予約をしていた劇場に
「4月いっぱいで閉館です」という知らせを受けていた。
激テンパリを起こしながらも日々劇場探しに
動いていた我々だったが、
いいかげん見つからなく、ジャンボ仲根に
「もう場所見つからないから延期だわーゴメンネ」
という電話をかけたとき、
「最近オープンしたいい劇場知ってるよ。
スケジュール空いてるよ」
と、驚異の展開が待っていたのだった。


果たして今回の劇場は、環境よく、設備よく、
オーナーの人柄も仏の様…と、求めていた以上の物件であり、
まだ公演をしていないうちから
「レギュラー化決定!」と興奮してしまう物件だった。
5月27・28、いいモノ作りますぜ!


13日
予定を一件つぶしながら急ぎの仕事を。
昨日の劇場が見つかったうれしさで、
ジャンボたちと朝まで飲んだのが敗因だった。


14日
新宿のビームスギャラリーにて、
こんどうあやさんの展示を。


ライブペインティングがメインの今回は
こんどうさんの仕事場の様子を再現しており、
昔、北海道の科学博物館で見たエジソンの部屋のような、
強大なエネルギーがうごめく空間の緊張感と、
作品という手作りの物体から流れる
やわらかさが同居していて、正直鳥肌が立った。


また、壁に貼られた文章もカッコよかった。
「トーキョーと君はsameだ」という、
翻訳調のベタな都会感が格好よく見えるのは、
やはり全体が尖っているからなのだ。


その分、作品の展示が少なめで、
もっと見たい…と思ってしまったが、
スタッフの方が言うには
「16日から作品主体の個展が始まるんですよ」
とのこと。こいつはすげえぜ!


15日
昼、テレビ朝日にて「Qさま」の前説を。
喋りだけで仕事をすると、
今年中にトークライブかポッドキャストか…
という欲が出てきますね。


その後、神保町へ。
打ち合わせの時間まで余裕があったので、
gallery福果に。
マグマニア」で一緒だった早川純子さんの
版画グループ展にお邪魔する。
こんどうさんのロックで尖った版画とはまた違う、
ユーモアととてつもない重量感・圧迫感を同時に与える
寓話的世界が実によかった。
特に、早川さんの狼がその身をロールで巻かれたり、
耳に小さい犬が入ってきたりする
不眠症」シリーズがたまらなかった。

  • 写真

打ち合わせ先のカフェで飲んだ苺ミルクラテ。
写真では伝わりずらそうだが、
ピンクにラインが引かれた表面が新鮮。
味も新鮮。
しかし、後半は、コーヒーと苺の相性が悪いことは
昔からの知られていたはずなのだ…という気持ちになる。