14-15 ピストで靖国直行

jitudan2006-08-16

14日
DVDにて「ファンタスティック・フォー」を。


宇宙線を浴びたことにより、
体が伸び、透明になり、炎に包まれて空を飛べるように
なってしまった科学者チームが、
ほんのちょっとの偏見の後、市民の英雄
ファンタスティック・フォー」として認められる中、
同じ宇宙線を浴びた科学者のライバルは、
さらなる逆恨みの能力を得て、
悪の天才「ドクター・ドゥーム」と化すのだった…


「ミスター・インクレディブル」を観て、
その元ネタを後で知る、という展開も多いだろう
アメコミの原点的作品の映像化だが、
各登場人物の描写を端折り、話の展開もハイスピード、
スノーボードやアクロバティックバイクショーなどが
本編の間に頻繁にはさまれ、
悪の天才科学者ドクター・ドゥームが
ファンタスティック・フォーのメンバーの仲を裂く描写は、
なんとコーヒーショップにいるメンバーの一員に
あること無いことを吹き込むという、仰天の作戦内容。
そして上映時間は1時間37分。


「原点」を「入門」と捉えたのか、この圧倒的な軽さよ。


キャプテンEO」のような、アミューズメントパークの
映像作品なら納得もできるが…と思ったとき、
あちらの映画館事情を思うと、十分納得もできるのだから、
アメリカという国の奥の深さと浅さ広さを知る。


それでも、僕のアメコミ悪役でもっとも気に入っている、
緑のローブにリベット鉄仮面が抜群に格好いい、
ドクター・ドゥームを実写で見れただけでもよしとしよう…
とはとても思えず、あんまり鉄仮面が出てこない展開にも涙。
もっと戦えや!


その後、新宿のカフェにて
食事がてら個人用ポスターの打ち合わせを。
僕の頼んだおすすめデリセットは何を根拠に
すすめたのかわからない味がしたが、
お店にワダエイコさんのポストカードが置いてあり、
それをもらえたのでリカバーできた。
おすすめアーティストはいいチョイスだったな。


15日
半蔵門にてオーディションの後、
飯田橋の病院に入院しているブー金子のもとへ。


体の半分が動かず…と聞いていたので、
心配していたが、異様に元気で逆に引くくらいだった。
リハビリで元に戻るようでなにより。
ついでに購入予定の自転車の打ち合わせも。
僕が乗る自転車のタイプはもう決まっていたらしく、
その行動力に感動。
ブープロデュースによるカスタム車が
日記を飾る日も近いですよ。

  • 写真

マヒしている右手でピースを作るブー金子。
病院で「ブーさんの…」といったら部屋を教えてくれる
名前の浸透ぶり。どういうことだ。