16 ナルニア国ビザ免除論
渋谷でネタ合わせ。
どうも昨日から考え事があって気もそぞろであり、
そんな調子で「ここはアレな感じがいいよね」
と適当すぎることを言っても
「じゃあ逆にコレがいいんじゃないの」
と、それなりの流れを作ってくれるよしきに感謝を。
ただ、今日のよしきはニンテンドーDSの「逆転裁判」が
リメイクだということを知らずに買ってしまったようで、
おおいに憤慨していた。
僕にあのシリーズの面白さを教えてくれて、
芸人仲間への「逆裁」の啓蒙役になっている彼である。
そりゃキツいよなぁ。
帰宅後、DVDで「ナルニア国物語」を。
主人公となる4兄弟の微妙な顔面にリアルさを感じる。
ハリウッド、それもディズニーの大作である。
おそらく何千人の中から選ばれた長女役が、
曙の目つきと田中真紀子の顔立ちを持つ、
驚異の顔面力の少女である。
一挙手一投足に笑いがあるよ…
というのはまんまと手口にノセられているか。
ともあれ、魔女役を演じたティルダ・スウィントンに
心を奪われながら過ごす2時間。
「コンスタンティン」の天使ガブリエル役で
気になっていたのだが、
この人の冷たく、独善的な顔つきは絶品だ。
手下になりたい。いや、むしろ敵対して、
トップ会談中に机の下に刃物を仕込んで
会話をする緊張感を味わいたい。
異形の戦争を描いているが、何せディズニーで全年齢対象。
妄想で補わなければ次回へのモチベーションが下がるよ。
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