15-16 面白漫画倶楽部で親子の因縁

jitudan2006-09-16

15日
中野twlにて「ともゑ」に。
久々のtwl、企画も楽しく、なごやかに。
ポストカードブックがジワ売れ。
こりゃしばらくライブの度にカバンに詰めて行商ですね。


16日
新宿ロフトプラスワンにて「面白漫画倶楽部」に。
小池一夫特集に加えて香港版ウルトラマン
古のエロ劇画と怪奇マンガも共通性…
いや、実に濃い作品の数々だった。

しかし、中でも一番心に強く残ったのは、
半裸の女闘士がにこやかに、延々とキャットファイトを繰り広げる個人誌「木持アート出版」の一連の作品群だった。


「好きなものを好きなだけ描けば、いいものが出来る」
という言葉には常に薄っぺらさがつきまとう。
「足が水につかる前に足を上げれば水上を走れる」
のような、正しくもとても出来る行為ではない気がするものだ。
が、それを信じて振り切った人間のすばらしさは、
人間感情のほとばしりを表現する「アート」という言葉にふさわしい。


ただ、後で作者インタビューなどを聞くと、しっかり読者のことを意識してるんですよね。奥が深いぜ。


その後、ホグモちゃんと合流し、
新宿「FEW MANY」にてチャズさんのミニ個展に。
ピンクでまとめられた空間にキュートなキャラクターが映える。
立体物で参加をしていたレインボンさんとも久々に会え、その後は5人でお茶に。「面白漫画倶楽部」の話を交えて
次回の観客を増やさんとする。
アートの裾野を広げるのは口コミが一番ですね。

  • 写真

「FEWMANY」での展示風景の一部。
鳥のモビールもよかったですね。