21-22 リモコン出っ歯、神経の有線ケーブル

jitudan2007-05-23

21日
「第二日テレ」の取材でソフビ、いや、
おもちゃコレクターの中では知らない人はいない
「M1号」の西村さんを訪ねて福島県は郡山へ。


僕「オー、この古びたペギラなんか味があっていいですね」
西村さん「それ、貴重なんですよね」
僕「(いじくりまわしながら)ほほう」
西村さん「200万円くらいですかね」
僕とディレクター「ズコー!」
といった流れが仕込みなしで続き、
軽薄レポーター顔面蒼白といった流れで撮影は無事終了。


駅から程近い西村さんのご自宅で撮影して
即戻る…といった感じだったので、
福島の空気こそあまり味わえなかったが、
駅のトイレで聞いた高校生の会話のイントネーションから、
ハッキリとした旅情を味わうこともできた。


22日
カフェに置いた荷物を取りにいったり、
ジャンボ仲根にwiiのゲームを渡すなど。


帰宅後、DVDでアダム・サンドラーの新作
「もしも昨日が選べたら」を。
仕事が忙しく、なかなか家族で過ごせない主人公が、
ほえる犬の声を消し、怒った妻を一時停止させ、
果ては1ヶ月先までを早送りをできるという、
人生を操れる万能リモコンを得て有頂天になりながら、
本当に大切なものに気づきはじめたころには…
というストーリー。


笑って泣けるサンドラー映画にハズレなしだが、
ここ最近では特に泣き要素が強く、
リモコンの機能に振り回されながらどんどん
「時すでに遅し…」という展開になってゆくのが
実に身につまされる。


失ってから気づく一番のことは、
失いたくないものが自分にあったということか。


奥さん役の人がむやみやたらと綺麗だな…と思っていたら、
アンダーワールド」のケイト・ベッキンセールだった。
こういう役を初めて見たなぁ。

  • 写真

ソフビの彩色の現場を見せていただきつつ、
西村さんにオリジナルカラーをリクエストして
ヘドラ」の大公害カラーの塗装をしていただきました。
至福。そして自慢。