9-11 ブコウスキー、メイドカフェで執筆

jitudan2007-11-12

9日
ドメインの復旧に追われる…とは言っても
銀行に数千円を振り込んだら2時間後に復活していた。すばらしい!
が、必要以上にバタバタと走り回ったので、
疲れたことを口実にゲームをして寝た。


10日
営業で三重県の南島へ。
東京から名古屋へ。そこから乗り継いで2時間。
その後車で40分…という、伊勢を奥に奥にと行ったところに
ある高校での学園祭イベントに。


2両編成の電車と、霧にむせぶ山々が地元北海道を思い出し、
郷愁にかられて車窓から景色を見ていると、停車したところで
「扉が開かない!」と叫ぶおばさんの声を。
「あ、自分でボタンを押して開けるんですよ…」と、伝えたところで
電車が動き出し、おばさんが「ッ!アッタッタッ!ヤメテ〜!」と
竹中直人調に叫びながら前の車両のほうに走っていった。


すべては遅すぎるのだが、前に行きたくなる気持ち、痛いほどわかるぜ。


学校は全校生徒24人という規模ながら、
街の方々も集まって暖かいムードでイベントが終わった。


帰りしなに名古屋駅三重県名物「安永餅」を。
先月の名古屋営業で偶然買ってからハマってしまった。
シンプルな棒状のモチの中につぶあんが。
箱を開け、ビニールを破った瞬間からモチが堅くなってきて、
ひとつを食べて2〜3時間後にもう一度食べると食感の違いがわかるという、
ものすごい「生もの感」が味わえる。三重県ホープですね。
http://www.nagamochiyarouho.co.jp/


帰宅後、スフィンクスの二人に呼ばれて幡ヶ谷にて飲む。
ホッピーセットを頼んだら、ジョッキの半分以上に焼酎が入っている。
良心的、狂気的な店だった。


11日
昼、夏の二人展でお世話になったささこさんが
文学フリマ」に出品されていたので、
小坂タイチさんとほぐさちゃんとで秋葉原の会場に遊びにゆく。


文学作品の展示即売会。
そのイメージは、学園祭の仕事で教室を使った楽屋に行く途中、
教室でひっそりと催されている文芸クラブの展示が
目に入るくらいだったのだが、
ここでは皆さんがコーンハットを被り、
お祭りムードと熱気をはらみながらイベントが開催されていて、
とても居心地がよかった。


会場でささこさんと「Weekly Teinou 蜂 Woman」の土屋遊さんが
二人で作った駄菓子本を購入。
土屋さんのテキストにささこさんの絵が載った豆サイズの巻物など、
充実の作品。保管方法は…壁に貼るのが一番いいですね。


その後は三人で「アルプスの少女ハイジカフェ」へ。
グッズショップに併設されているカフェであり、
最初はなつかしのジャンル、ジグゾーパズルや、
鼻がピノキオのような質感になっている奇妙なハイジのぬいぐるみに
突っ込んだりしていたのだが、
店に置かれたテレビで総集編を見ながら、
注文した白パンと黒パンを食べていると、
皆すっかりハイジの世界に入って無言で見入ってしまうのだった。
いや、いい空間でしたね。


秋葉原ハイジカフェ
http://www.heidi.ne.jp/hp/shop/04_access.html

  • 写真

ハイジカフェの白パンと黒パン。
黒パンのほうが旨かったというのが、ちょっとうれしい。
やっぱりアルムで食べるパンのほうが旨いんですね。