27-28 社会鍋で毒手の稽古

jitudan2007-12-28

27日
中野芸能小劇場にて「ロイヤルボックス」。
久々にダーリンハニーと一緒のライブに。
長島さんと話すと、最近、ネットで軍服を買っているとのこと。
軍隊コントの第一人者としては負けてはおれんなぁ。
そんな中、今日のライブで着る衣装を出していると、
「それ、この間買ったヤツだ…」と、どこまでも狭いところにカブリが出るのもお笑いならではということか。
と、長島さんはコント用ではなく、ナイトシーン用という。それはそれでアツいじゃないの。


帰宅後、自転車でスーパーログさんの家に向かう。
家から20分で到着。近い。
去年の今頃も自転車であれこれと動いていたが、
あれから一年か…。ほんと、自転車のありがたみがしみますね。
ログさんの家で日本酒「タクシードライバー」をごちそうになる。
これ、マジでやばいくらい飲めてしまうなぁ。


28日
展示の準備を。
家に地元の友人からお歳暮が届く。
中身はなんとジンギスカン。おおいにテンションが上がる。
年越しラム、という文化はないが、
帰省しない身としてはたっぷりと北海道気分にひたらせていただきますぜ。


合間にDVDで「王と鳥」を。
とある国の王様の肖像画が勝手に動き出して実権を握り、
同じく絵の中から出てきた男女のカップルを追いかけて…


宮崎駿が影響を受けまくったという30年前のフランスのアニメ映画。
確かに、急角度の屋根を伝うシーンや、
結婚式なんかはまさに「カリオストロの城」の原型。
他にも尖った指を滑らかに動かす巨大ロボットなど、
グッとくる絵の連続。

特に、鉄塔の上にサイのモニュメントがあり、
上に立った像がサイの背中に杖を立てると、
サイの首がガクンとかしげ、鐘が鳴りひびく…というシーンの
ヤバさときたら!
3回くらい見せれば満足か…というラインを超えて、
制作者の興が乗ったのか、5回くらい鐘のアクションを続けるからね。

先述のシーンのように、無用に長い描写こそあるが(トリがライオンを説得するシーンもしつこかった)、
恐るべきアイディアの爆発・暴走っぷりを見せ付けられて満足。

  • 写真

清酒タクシードライバー」。
このラベルのヤバさ。そして清涼につきる味とのギャップよ。