29-31 除夜の鐘、背負って今夜は侠客立ち

jitudan2007-12-31

29日
新宿にてホリプロコムの芸人忘年会に。
先輩、後輩、やがては昔ホリコムにいた後輩など、
50名近くの芸人があつまり、居酒屋の座敷…ではなく、
すべてのテーブルを使っての宴会となった。


仕切りのついた居酒屋ではあったが、あらゆるところに芸人の頭が飛び出し、
すわ、ホーンテッドマンションかという賑々しさだった。
やはり、こういうところで皆と一緒に飲めるのはうれしいですね。


帰宅後、展示の準備を粛々と。
年空けてすぐになりそうだからなぁ…。ビシビシいきますよ。


30日
新宿にて、来日中の永尾さんと婚約者の方を囲み、
野武士さんとほぐさちゃんとで飲む。
やはり世は忘年会シーズン。どこもえらく混んでいる。
あの店に断られ、この店も2時間待ち…と放浪していると、
パッと入った居酒屋はちょうど席が空いていて、それは昨日のお店だった。
これは縁かしつこさか。ともあれ、常連ムードをかもしだしつつ
台湾話を聞きながら楽しんだ。


31日
今年も終わりである。
いつもこの時期は一年の総括と称して去年の日記を読み返しては、
「こんなことあった、あった」と、一人で「あった話」を咲かせる
思い出迷子ぶりを見せるのだが、今年も例外ではなく、
過去の日記を読んでいるだけでずいぶん時間を使ってしまった。


そして今年。去年の今頃の日記を読むと
「コンスタントなイベントを」なんて書いてあったが、
結局コントライブはできず、ラジオ番組が終わり…
と、若干景気が悪いイメージがあった。


しかし、一年を通すと、こんどうあやさん、hiromiさん、
雨宮ほぐささん、ささこさんと、ゲストを迎えての二人展の
評判もよく、銀座のアップルストアスフィンクスと一緒に
パフォーマンスをすることができ、
そしてワタナベカズヒロさんとの出会いで、
CDジャケットを作ることができ、音楽ライブでのエネルギーも
もらうことができた。
リタ・ジェイとしてホリプロに所属をしたというのも大きな展開だった。


そして忘れてはならないのが、
ともすればお笑いライブよりも出番が多い、
ロフトプラスワン系のイベントである。
「まんがまつり」に「面白漫画倶楽部」では、
今まで芸人の中で劇画好きな人間がいないため、肩身の狭い思いを
していただけに、メンバーの方に暖かく迎えてもらったときは
涙が出た。小池先生風に言うと「うれしいよ!」である。


ということで、コンスタントなイベントは昨年よりも出来ていたと総括。
来年は本の発売から展示、そして3月のコントライブに繋げます…と、
ほんと、お待たせした分の仕事はさせていただきますので、どうかお楽しみに!


それでは、駆け足の抱負のあとはあらためてゆっくり
ソバでもたぐりながらビールでも…ということで、
みなさんもどうかよいお年を!

  • 写真

「手元に置いておきたくないからあげます」と、
スーパーログさんからいただいたマンガ。
歌劇団にあこがれる孤児の行く先はとんだ地獄…という連作短編集。
描くのは「無限の住人」での責め描写で
「ああ、この人はホンモノかもしれん…」と思っていた沙村広明先生。
ほんとむごい!最悪!でもキッチリと読ませるストーリー…負けた…


しかし、今年のシメのマンガにはしたくなかったので、
その後、古本屋に「新・フリテン君」を買いに行きました。