19-23 漫画で割れる女の腹筋-面白漫画倶楽部5-

jitudan2008-02-24

19-22日
稽古が続く。
同時にOPアニメーションにも着手。
毎度、ライブの副題を決めてから取り掛かるのだが、
今回は「SAKURAN-BOOOOON!」と、桜と錯乱をイメージしたものだけに、
何でもアリ、逆にいえば統一感が取れずに苦戦が続く。
ただ、今回のテーマ曲はアツすぎるので、その名に恥じないものだけはあげますぜ!


サイトにも予約メールが届いてうれしい限りだが、近々個別にメールなどお送りしますので、そちらもよろしくお願いいたします!


23日
ロフトプラスワンにて「面白漫画倶楽部5」を。
今回は久々の正規ナンバー。「ギャンブル特集」ということで
集まった数々のギャンブル漫画と別の漫画。
カオスになるのはお約束ということで、今回もコメントを入れつつ、
お客の目線でたっぷりと楽しませていただいた。


エレクチオンナウが紹介するのは、小池一夫先生の「マッチョテイスト」。
女ボディービルダーでありながらアパートの大家。
住人に「干し柿食べるかい?」と、にこやかに食べさせた直後に
「お前らはなんでも[欲し]がる[ガキ]さーッ!!」と大喝する主人公の、
一度持ち上げてからの落としの手荒さはまさにバーベルのごとし。


ゲストの三平×2さんが紹介された、
水木しげるキャラで「らきすた」のOPをやる漫画が、
思わず「キャッ」となるほどの高すぎる再現度。


鶴岡さんが紹介する沖ヒカルさんのスロット実録漫画には、
道を究めんとするものだけが放つ恐ろしさが、漫画の
ユーモラスなタッチからでもビンビンと伝わってきて戦慄。


新田五郎さんが紹介するパチスロ漫画「ランブルアイ」の
必殺技の無意味さがすばらしすぎた。
新田さん好みスケールの大きさや、集合する軍団描写にもまた爆笑。


KRONOSさんが紹介したイタリアのマジンガーZの絵本の
色彩のすばらしさ。
黄色い壁に赤い山。あれはパクらせていただきますよ。


そしてそしてまたも江戸さん、ギャンブル漫画特集ということで
やってくれました。東大麻雀から刑事雀士、
そして雀狂刑事(じゃんぐる・デカ)と、タイトルを並べるだけで
特集として成立させてくれるのが本当にたまらない(中身は見せてくれない)。


80年代の絵柄に苦悩する劇画の先生から、
見事に現代の絵柄を体得する、架空まさる先生を紹介しつつ、
その流行の絵柄の変遷を問いかけるのが、面白くも興味深い。
そしてそこにうなずいているうちにおかしなものがどんどんでてきて、
最終的にゲロ漫画(言い方が悪いがそうとしか言えない)を紹介して
終わるという、ここまで「知る喜び」と「知る後悔」を与えてくれる人もいませんよ。


いや、爆笑と興奮の4時間ということで、
しばしネタのことも忘れて楽しんでしまいましたが、
パロディネタはビシビシやるのが「実弾生活」流ということで、
これはコントライブに必ずフィードバックさせますぜ!


しかし、月曜日はまた江戸さんとイベントである。
このスパンは初めてなのでおそろしいな…


と、そう、今回の収穫は平木さんの絵が見れたこともありましたぜ!(笑)

  • 写真

会場でのヒトコマ。