3-7 面白お喋り倶楽部・最終回ナイト〜ネイキッド二日間のランチ〜

jitudan2008-04-07

3日
夜、下北沢にてタンゴさんや山田さんと飲む。
ちょっと面白いことになってきましたぜ!
近々お知らせしますが、初夏はアツいことになりそうだ。


4日
サンプル作りを。


5日
ネイキッドロフトにて「面白お喋り倶楽部」。
普段の漫画倶楽部の打ち合わせ風景をオフィシャルな空間でお見せしましょう…
という、ある意味不遜な企画でもあったのだが、
そんなカオスさを受け入れてくれるのがロフトというもの。
濃い内容でお客さんも楽しんでいただけたようだった。


打ち上げを早めに切り上げて一件の打ち合わせ…の予定がなくなり、
戻るのも申し訳ないと家に帰ると永尾さんから電話。
来日中であり、上野公園にいるとのこと。
消える神あれば呼び出す神あり。
即座に出かけて野武士さんと合流、三人で夜桜を見ながら飲む。


6日
昼、西荻窪のギャラリー「みずのそら」にて、
銅版画家のトミーこと富田惠子さんの個展を。
自然光が気持ちよく入る空間で、ナチュラルな壁に貼られた
静謐な銅板が映える映える。
これは本当にオススメの展示…ということで、
場所こそ結構遠いですが、その後一駅で吉祥寺の井の頭公園にも行けますし、
今の時期こそピクニックをかねてどうぞ!
「富田惠子展 なくしたことば」13日まで。
http://www.mizunosora.com/event.html#event12


その後、乃木坂のトーキョーバンブーにて、
青山の映画展でご一緒させていただいたナイスケイコさんが
参加されているグループ展「桜咲け!峰岸塾50人展」を。こちらは最終日。
それこそ「イラストレーション」誌で見るような、
いやもちろん、実際に誌面で見た方もいるわけで、
世の流れの先を走る鋭いイラストばかり。
刺激とヘコみで平面になりながら。


帰りしな、MOTTに寄って東田理恵子さんの個展を。
「今回は迷った」と本人が言っていただけに、
その闇が見えるような黒、青が大きなキャンパスを埋める。
今回印象に残ったのは魚の絵。東田さんの魚・鳥の絵を
もっと観たくなる。
2Fは「もや」を切り取る写真家、山中慎太郎さんの個展。
雑草茂る原っぱの中にのっそりと残る倉庫の写真など、
地元の北海道を思い出して里心がつき、かなしくなりながらも
作家さんへの差し入れのお菓子をつまみまくるのだった。


夜はそのままネイキッドロフトに行って江戸さんのイベント
「萌え燃え最終回ナイト」の司会を。
2日連続のネイキッドでのイベントである。
今回は酒とあらゆるおたく要素を愛す「おたく酒」のお二人がゲスト。
昨日よりも酒も勢いづいてビールも進む。


はたして内容は、怪人・江戸さんの持ってきたさまざまな最終回を
サカナにトークを繰り広げるというもので、
アツすぎる時代劇「斬り抜ける」や、女の強さをムキ出しにして、
主な視聴者層の青年をシメるアダルトアニメ「亜美・それから 第4部」など、
硬軟分けての様々な作品の乱れうち。
笑い、怒り、また笑いで過ぎてゆく3時間。いや、楽しかったですね。

中でも江戸さんがささこさんに頼み込み、
「作・江戸、絵・こさささこ」による有名漫画の最終回は
面白すぎた。「美味○んぼ」が特に(どれも展開は一緒なのだが)!


7日
いや、今週末はたっぷり遊びました…ということで
週明けからネタ作り。渋谷でよしきと共に。

  • 写真

イベントに挟まれたささこさんの新刊お知らせしおり。
マスクをめくると、口裂け、ならぬ口削げ女が。
フランク・ミラー&ジェフ・ダロウの「ハードボイルド」を
思い出しますね。
新刊は4月20日発売ということで、これは期待大ですよ!

ノロイの怪魔」
加藤一 作 こさ ささこ絵
あかね書房 刊
http://akane.bookmall.co.jp/search/info.php?Isbn=4-251-04442-8