14-17 さらばコーセイ。notチャーリー

jitudan2008-04-17

14日
渋谷でネタ合わせ。

15日
事務所にてネタ見せ。
今週末のホリプロライブでは久々の艦隊ネタです。
チケットはまだあるみたいなので、よろしくお願いしますね。


帰宅後、ジャンボ仲根に呼ばれ、
中込夫妻と共にコーセイ青年の送別会に。
コーセイ青年は一旦東京を離れるとのこと。
思えば幡ヶ谷の地で電車を逃すたびに何度も何度も世話になった。
いつ行っても部屋が同じ状態で汚く、ゴミも同じ場所にある
というのもポイントが高かった(雑誌の号数だけが最新のものに変わる)。
学生時代の友人を見るような感覚の部屋で、
ここ数年はコーセイ青年宅に居候していたジャンボと共に
酒を飲んで過したものだった。
その場所も、なくなる。
そしてジャンボが僕の近所に引っ越してくる。状況は悪化する。


と、さみしさと若干のむなしさを感じつつコーセイ青年を送り出した。


16日
昼からイラストイベントの準備に加えての打ち合わせなどを。
6月、ジワジワと整ってきましたぜ。


17日
DVDなどを。
先週くらいからまとめて観ていたので感想を。


俺たちニュースキャスター」は、ウィル・フェレル主演のコメディ。


70年代、地方局のアンカーマンはTVの絶大な人気者。
この世の春を謳歌していた主人公一派だったが、
一人の女性が局に入ってくることにより変化が…
という内容は半分どうでもよく、
いい女を見れば「シェイプアップ乱」ばりにズボンを膨らまし、
酒場でジャズフルートを吹くシーンでは、フルートから火を噴きながら
テーブルの上を渡り、お客のカクテルグラスをバリバリ踏んで歩き、
ライバルが自転車で主人公を取り囲むケンカのシーンでは、
なぜか三叉の槍が他局のアナウンサーに突き刺さるなど、
力技のギャグを書きあげればキリがなく、
その盛りっぷりに死ぬほど笑える作品。マジで100点。


本当、こうしたコメディを観るたびに、
この世界観が作り出せて、それがしっかり商売になる
アメリカという国がうらやましくなる。
高校生の頃に観たら人生の目標になりましたよ。


「チョコレート」は、黒人差別の刑務所の看守が
己の不器用さにより家族関係がメタメタになってゆく中、
一人の黒人女性と出会ったことにより変化が…というストーリー。


悲しい事件が立て続けに起こることによるショック療法のような形で、
人が自分の居場所を見つけてゆくお話だが、
「葛藤」と言葉にすると簡単に片付くこの要素、
人間、本当に悩んだときは「放心」するよな…
ということを改めて思わせてくれて、実に面白かった。


黒人の子供が家の庭を横切るとライフル銃を出して威嚇する
バリバリの差別オジサンの役にビリー・ボブ・ソーントン
本当、こうした不器用で偏ったキャラに、確実な色気と格好よさを
出すのがこの人である。
そして出会う女にハル・ベリー。後半に濡れ場があるのだが、
それこそ「シェイプアップ乱」化してしまうほどの濃さ。たまらねえ!


あと、「パンズ・ラビリンス」「ルネッサンス」なども観ましたが、
感想はまた後でということで。

  • 写真

荷物がなくなったコーセイ青年宅で。しばしの別れである。
しかし、なんだかアブない写真だな。