23-24 怪魔と悪夢で自己啓発

jitudan2008-04-25

23日
夜、FM−FUJIの丁半さんのラジオへ。

24日
昼、下北沢にて打ち合わせ。
下北沢までは自転車で。Ipodで音楽を聴きながら。
こうして、自転車に乗りつつ音楽というのも来月いっぱいまでか…
と、6月からの法改正に胸を痛めつつ
「UNION」を夢中で聴いていたらGパンの裾をまくっておくのを忘れて、
チェーンに食い込んで破ってしまった。
やっぱり注意力がなくなるもんですね。


その後は新宿へ。Y君と久々に食事。
カレーを食べた後でコーヒーショップに入ったのだが、
店中にパルプの臭いがたちこめていた。えらいことになっているな。


帰宅後にDVDにて「スモーキン・エース」と「パプリカ」を。


「スモーキン・エース」は、マフィアの暗殺対象を
司法取引により警護するFBI捜査官と、
マフィア側の賞金に釣られてやってきた様々な殺し屋が
3つ〜5つ巴くらいになって豪華ホテルで戦うというストーリー。


展開の強引さを気持ちのいいリズムと、
殺し屋に拷問マニアの元軍人、
対戦車ライフルを持つレズビアンの女性独立主義者、
チェーンソーを持ったネオナチなどなど
アクのありすぎるキャラクターで一気に寄り切る。


特にストーリーには関係なかったが、
コテージに住んでいる子供が「ベスト・キッド」の格好をして
リタリンを飲み、勃起しながらカラテで暴れるなど、
一生忘れなさそうなシーンがあっただけでも見っけものですよ。


そして「パプリカ」。
オープニングからもう後悔。


なぜ、俺はこれを劇場で観なかったのか!!


ゆがんだ鳥居と共に腕を取り、袖をたゆませた鎧武者が行進し、
巨大な市松人形が超音波でビルの窓ガラスを破壊する
悪夢、白昼夢の描写もさることながら、
車の窓ガラスに当った雨粒が、つかの間とどまった後、
他の水滴とくっついて下に流れてゆく所を見せながら、
浸食と融合を語る場面など、
「いいですね〜」とニヤニヤしてしまう絵が連発。


夢見るような映像の気持ちよさは、
地に足がついた技術による説得力があってこそか。
本当にすばらしかったです。

  • 写真

ノロイの怪魔」、買えました!
児童書コーナーに平積みで発見。
ささこさんの絵も本編中にたっぷりと入っていて満足。
お話では「まあ聞いてくれ」が特によかったですね。