28-5.1 暫定税率、ペスターの餓死

jitudan2008-05-01

28日
イベント資料を読み込む。
事務所に行き、届け物を受け取りつつ。


夜、最近引っ越したジャンボ仲根の家に。
コーセイ青年の家から家具を結構もらってきたようで、
あまり引っ越した感覚がなく、コーセイ宅ベータ版といった
部屋になっていた。
だからこそ、その分落ち着くわけで、
久々にビールを飲みながらお笑い話を。


29日
昼、清澄白河の調剤堂ギャラリーにて、「深川を描く」を。
マグマニア以来に作品を見れた方がいて、喜ぶ。
初めて歩く深川近辺は、商店街の静かさが逆に心地いい。
下町の喧騒というのは幻想でもあったのか。
それでも、祝日の一時間くらいしか歩いていないからヤボな話ですね。


その後は青山RAIZにてみずぽんさんに髪を切ってもらう。
相変わらずいい仕上がり。あとは顔をそれに合わせるのみ…
ということで、ここしばらくコントライブを言い訳に
甘いものを解禁しすぎてしまい、太ってしまったので絞ります。
砂糖はもうやめよう、いやホントに。




30日
旗の台にてサムライナンバーナインの稽古。
あらためて今回のネタの数などを話し合う。


その後、FM−FUJIにて丁半コロコロさんのラジオへ。



5月1日
ネタと打ち合わせを。
その前に、渋谷で久々に服を買ったりと色々。
本当、Gパンも穿きつぶしては捨ての繰り返しで、
本来の作業着という点を活かしきってはいるのだが、
その分ファッション的には見られたものではない。
ほんと、おそろしくなりますね。


そう、先日買った「アルカイック・シールド・ヒート」ですが、
さすがに評判の悪さもうなずける操作性とテンポの悪さ…。
しかし、世界観やゲーム自体はいい意味で古さがあって安心できる。
「うん、スーパーファミコンでこんなゲームやったよな…」
という懐かしさがあるというか。
と、書いていて思い出しましたが、
ゲームシステムは違えど「バウンティ・ソード」を思い出しましたね。


あと、DVDの感想として先日観たのが「プラネット・テラー」でした。


去年に観て絶賛の嵐だったタランティーノの「デスプルーフ」と同じく、
古のB級煽情やっつけ映画を今の世によみがえらせようという
グラインドハウス」モノの一本で、
盟友ロバート・ロドリゲスがメガホンを取ったホラーアクション。


片田舎で米軍の科学兵器が流出し、町にゾンビがあふれ出す中、
主人公のゴーゴーダンサーが片足を失ってから自分の真の才能に気づき、
それをサポートする昔の男は伝説の英雄であり、
秘伝のBBQソースのレシピをめぐる兄弟の確執と和解に加え、
レズビアンの妻が医者の夫の恐怖の支配に立ち向かう姿を
血と内臓にあふれるアクションで見せてくれる一品。


ラブシーン中に画面が飛び、
「フィルムが紛失しましたスミマセン」とやってから、
いきなりクライマックスのシーンに飛ぶなど、
「練りに練ってどうしようもないものを作った」という志が伝わる。


今作は監督の生真面目さが出たようで、
「デスプルーフ」で観るような笑いの爆発はないが、
それでも、この「練りに練った」というのが大事なわけで、
観ていて好感が持てる映画だった。


そう、狙ったB級というのは単に手を抜いたり
内輪ウケに走ったりして面白みがない。
「A級を目指していたら、結果的におかしな具合になった」
というのがいい味を出すB級映画である。
が、今回は最初からA級をB級に変換させる作業をしている映画であり、
そのあたりの分解の仕方が、ダラケた展開から後半で
一気にすべての関係が逆転する「デスプルーフ」と違って、
最初からテンポよく、統一感のある「濃いホラーアクション」を
作った監督のマジメさだけ損をしたというか、
笑いにつながりにくかったのかもしれないですね。


と、こうしてマジメに考えながら観る映画ではないですよネ。
面白かったからいいじゃねえか!

  • 写真

新・仲根宅にて。
賞味期限から一年経った非常食の「妖怪パン」を食べたが、
これがまたふっくらして美味かった!まさにお化けよ…