29-6.1 雨の週末、悩みは瑣末

jitudan2008-06-01

29日
ARの取材で秋葉原へ。
久々に泊り、いや徹夜の仕事となった。
詳細は6月末に発売の「コードフリークAR」で…ということですが、
今から原稿書かねば!


30日
東大の本郷キャンパスにて催された、
キャラクタービジネスのキックオフイベントへ。
東京大学が企業とともにキャラクタービジネスを研究してゆく
という発表とパネルディスカッションを聴く。
企業側の「東大の名前を使えば、今自分たちがやっている領域よりも
違う商売ができる!」というアピールも強く、
いい意味での野望感が出ていて刺激的。


日本のキャラクターの先進性を求めている外国。
アラブ諸国にキャラクターを売り込むというくだりで、
あちらの石油王の金の遣い方のエピソードが軽く出る。
よく例え話で「アラブの王様〜」と言うようなことは、
やはり実際にやっているものなのだ。笑いつつも肝が冷える。


31日
落合南長崎ターナー色彩にて催された、
shioriさんのアクリル教室に参加。


前回も参加した際、絵の具をいただき、アナログへの情熱が出て、
その後の展示でアナログ絵を描くも、あまりのヤバさに
観に来てくれた方に自分がイラストレーターとして認識されなかった
という苦い思い出もあったのだが、
やはり絵筆に触れると、やり直しのきかない緊張感と、
スルスルと筆が紙の上をすべる気持ちよさがあり、
再度のチャレンジを誓う。
「山田の書きもの展」はおまけコーナーとして僕と山田さんの
ちょっとした展示もあるので、そちらのために練習します。


夜はMOTTに寄る。


6月1日
代田橋のカフェ「chubby」にて、末吉陽子さんの個展を。
http://www.chubby.bz/


代田橋の駅から徒歩1分だが、
裏手に入って住宅地の中に突然広がる隠れ家的カフェ。
スペースは広く、やわらかい光とゆったりしたソファに落ち着き、
出てくる料理は実に美味い。


そこに末吉さんの重厚な背景と共に描かれる、
どこか機嫌の悪そうで、ゆえに気になる少女の顔と、
ファンシーな世界を緻密に描いた線画が囲む。
すっかり気持ちよく過ごした上に、運良く御本人に会えてお話も。
マグマニアのパーティーで話した以来で、
考えてみれば二年以上会っていなかったが、
第一印象は変わらず、どこか絵と似ている感じもまた面白い。


ライブペインティングによる作品も増えてゆくとのことで、
16日まで。オススメです。

  • 写真

初めて入ったファミレス「cocos」のプリンは、
異様にでかかった。「毎日手作り。売り切れの際は…」と、
書いていただけに、もったいぶって少なく、小さく作っているかと
思えばこのサービス精神よ。でも味は普通。何故!