食べ物レポート3。

jitudan2008-07-07

6日
日曜日。ではあるが、人の数が土曜日とは打って変わって少ない。
初日よりも少ないのでは・・・との流れに正直キョトンとしながら。
迫りゆく平日の恐怖に家にこもるのはこちらでも変わらずか。

今回、永尾さんの奥さんのお友達で、日本語と中国語が話せる
マイさんという女の子に、通訳バイトをしてもらっているのだが、
(日本が好きな台湾人は、大抵日本語のニックネームを持っている。
本名は恥ずかしいから、と教えてくれなかった。
ちなみにマイさんはランハイの小比賀大介こと大ちゃんに似ており、
親近感がある反面、そのことを伝えることはできない)
そのバイト代というのもあるわけで、物販の流れが悪いと冷や汗が出てくるのだった。

夕方まで物販の動きはまったくない。これはいよいよ赤字展開になってゆくのか…
と異国の地で借をかかえることに体を震わせていると、
一人の男性がマグカップを買ってくれた。

「シェ、シェーシェー…」と、病に臥せったイヤミのごとく
か細く伝えると、中国語でなにやら返されてからすぐ、
「あ、日本の人なんだよね」と、日本語で話してくれた。
この方は、日本と台湾のミュージシャンの
ジャケット写真などを撮っているカメラマンの福岡諒祠さんで、
以前の日記で、「台湾に住んでいるお友達がいたらお声がけをよろしく・・・」
と書いていた件でマイミクの方が台湾で仕事をしている
福岡さんにメールを送ってくれたのだった。

共通の友人がいるとはいえ、すぐさまに意気投合。
若き日の椎名誠を思わせる風貌も(見たこともないが)頼もしく、
「終わったあとはメシでも…」という流れで、閉館後に小籠包のお店に。
福岡さんは台湾の若者文化にも詳しく、今後の展開や宣伝などのお話もすることができた。
いや、物には変えられない、いい出会いがありましたね。

  • 写真1

食べ物レポート3。
「水煎包」はいわばミニ肉まん。
中身はブタ肉のみという力強いものと、キャベツと春雨(一番うまかった)、
ニラとブタ肉などが入っている。

1個50円くらいで、ビニール袋に入れられて渡され、カウンターにある
醤油ダレや豆板醤的なものをかけて食べる。これは飽きない味!
大きさはそうですね、ちょうど三色パンの一個と同じです。
ただ、こういう中身だけに1個2個で十分なボリューム。
肉とニラを買ったら、うーん、ぶたとぶたでダブってしまった(井之頭五郎 談)。