13-17 殺しのライセンス、ほめ殺しのワーク

jitudan2009-06-18

13日
午後、AISHO MIURA ARTSへ。
この日は月一のコーヒーパーティーということで、
三人展「スクランブル2」をイメージしたさわやかなコーヒーを飲む。
途中でやってきたSphinkSのアリさん曰く、
「自分の時はほんと、男性的なゴリゴリ感だったなぁ」とのこと。
確かに、以前のSphinkSの際はガツンと苦みが効いていた・・・
と、こうして目の前で一煎一煎淹れてくれるからこそ、
シロウトの舌にもわかるというもので、
AISHO MIURA ARTSのコーヒーパーティーは月1回。
ほんと、広めていきたいですネ・・・と、2杯お代わりしながら。
夜は当然の流れでラッキー餃子へ。2Fのグループ展の参加者も加え、
展示の話をサカナに、紹興酒が進む。


14日
昼は代々木公園に。
一件の電話でテンションがおかしなことになるも、なんとか持ち直す。
お笑いに悩むというのは、決してネタなどの問題ではなく、
本来喜ぶべきことが喜べなくなるシチュエーションに
なりやすくなるからである。


15日
新宿シアターブラッツにてホリプロライブNEXTに。
エレチョの方が見に来てくださり、その後は飲みへ。
出世料理という名を冠したホルモン焼きというのも
ただものではなかったが、食べたからには・・・
と、それを誓う。いや、ほんとうまかったです。


16日
事務所にてネタ見せ。
DVDにて「僕らのミライへ逆回転」を。

ひょんなことから体に磁気を帯びた男が、
友人のレンタルビデオ店のビデオをダメにしてしまい、
それを取り繕うために、自作で名作映画をリメイクし、
レンタルを開始する・・・というストーリー。

ジャック・ブラックモス・デフのコンビが、
貧民街に住むバカだが善良な男を演じる・・・
というだけで間が持つというもの。
ただ、ジャック・ブラックがまき散らすのは、
いい事は言っているのだが、
おまえからは聞きたくないという
はた迷惑なムードであるが、
ああいうのを自在に出せる役者はすごいなぁ。

シュールな設定の割には、昔の人情話のように
まとまってゆくストーリーに好みが
分かれるかもしれないが、好感がもてました。

そして、チープな自作リメイクのシーンだが、
それもしっかりオシャレに見えるように作っているからね。
このあたり、自主制作などをかじった自分が観るとへこむ。
映像コントもしばらく作ってないなぁ。


17日
たまっていたDVDなどを一気に。
「007カジノロワイヤル」
ダージリン急行
アニメの「カイバ」などを。

「007」は正直初めて観たので、
新ボンドのイメージ等々は気にすることもなく、
きわめて良質のアクションとして楽しめた。
カジノということでポーカー勝負が肝のシーンがあるが、
「バクチ&潜水艦映画に外れなし」という格言(成田優介:談)
もあることで、特に好物なのだった。

あと、後半ボンドが局部に拷問をされるシーンね。
エグい。そして「もっとだ!もっとこい!」
と叫ぶボンドを観て、セガールの「グリマーマン」の、
敵に首を絞めさせて「もっと!もっとだ!」
と言ってから殺すセガールの変態的アクションを思い出した。

ダージリン急行」は「ロイヤル・テネンバウムス」
ライフ・アクアティック」のウェス・アンダーソンの新作。
兄弟3人の自分探しの旅・・・と、あらすじは簡単でいい。
全然似ていない兄弟。場当たりで愚かな行動。
そして、ふと訪れる心構えを変える出来事の妙・・・
腹が立つくらいセンスのいい描写よ。
それを観ていてば時間は過ぎてゆく。
中盤の川にいる子供を助けに行ってからの描写、よかったなぁ。


カイバ」は「ケモノヅメ」「マインド・ゲーム」の
湯浅政明監督のアニメ。
記憶と肉体の売り買いができる世界で、
記憶喪失となった主人公が星々を旅する話・・・今のところは。
面白い!先が気になる!ということで、観終わった後で感想書きます。




  • 写真

ホリプロライブNEXTにて。
その日はよしきと「トリコロール」の風香が誕生日だった。
指が何を表しているかまではわからないが…