18-23 読めよ増やせよ「面白漫画倶楽部7」

18日
イラスト仕事などを。
あとは「カイバ」の残りを一気に。

記憶と肉体の売り買いができる世界で、
記憶喪失となった主人公が星々を旅する話・・・
というのは先日に書いたが、手塚絵といおうか、
キャラクターのタッチに懐かしさを与えつつ、
銀河鉄道999」のような寓話的エピソードがちょいちょい入る。
ただ、キャラクターは懐かしのイメージだが、
ケレン味あふれる演出と突発的なキャラクターの死が挟まれ、
無情感がやたらと強い。
灯台守のばあさんの話の愚かな孫とか、ない頭をひねって
結局、自覚なく死の道を行く・・・というのはドキリとしますね。

メインのお話はテロリスト、ポポの心情の変化など、
後半の食い足りなさは若干感じてしまうが、
いや、面白かったです。


19日
昼はDVDにて「イースタン・プロミス」を。
麻薬中毒者の少女が子供を産んだ後、死んでしまう。
助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)は
遺品にあったロシア語の日記をひもときながら、
その登場人物へアプローチを試みるが、
訪ねた場所はロシアンマフィアが経営するレストランだった・・・

導入部分はこういう形だが、主演はマフィアの運転手ニコライ役の
ヴィゴ・モーテンセン
ガチガチのアイパーをかけた髪型と含みのある顔がもう最高!
日記の謎とニコライ自身の謎がキモだが、
「なにやらありそう。でもいいヤツな感じもする・・・」
というムードがたまらない。先が気になる。
というより、もっとこの男の行動を見続けたくなるといおうか。

監督は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」でも
コンビを組んだクローネンバーグ。
毎度の暴力描写もたまらないが、
今回、とくにチェチェンマフィアの使っているナイフ。
魚を腹を裂く用の鉤型のヤツがまたエグかった。あれ怖いわ。


夜はホリプロライブに。


20日
午後、新宿ゴールデン街劇場にて「乱雑天国」の公演を。
「実弾生活5」に出ていただいたクボタノブコさん出演の舞台。
オムニバスで4編の短編だったが、
4本目に出ていた谷部聖子さん、二面由希さんのお二人が特によかった。
特に谷部さんのローテンションなキャラクターは「実弾生活」にはないところで、
一緒にネタをやってみたいものですね。


夜はAISHO MIURA ARTSへ。
つねちゃんの個展と共に2Fで行っていた
「解放区」のオープニングレセプションに顔を出す。
ウェブの先端をゆく方々の「けいおん!」人気をあらためて。

つねちゃんの展示はもっとゆっくり見に行こう。
一見の感想では「wave」が最高!


21日
イラスト仕事を。

22日
渋谷にてネタ合わせを。

23日
昼、よしきと共に芸人監督の松本卓也、まっちゃんと色々話す。
今になってあらためてこうした企画が進められるというのはいいことですね。
しかし、今は仕込みの時期か・・・
ともあれ、今週末には新企画出します!

と、来週の話ですが、「面白漫画倶楽部7」が開催されます。
今回は「漫画と職業」ということで、
職業漫画の先鞭と言えばのビッグ錠先生ははずせねえ!・・・
ということで、僕も紹介者として作品を出しますので、
お昼は新宿でお会いしましょう!


面白漫画倶楽部7」
2009年7月4日(土)昼の部
ロフトプラスワンにて開催決定!
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

12:00開場、12:30開演 チャージ1000円+1ドリンク(予定)

テーマは、「漫画と職業」

【出演】
【MC】バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)、かに三匹(かに温泉)
【Guest】鶴岡法斎漫画原作者)、成田優介JJポリマー)、
新田五郎(ふぬけ共和国)、江戸栖方(オタク・ルネッサンス主催)、KRONOS(SFC Crash and Burn)、他交渉中!

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面白漫画倶楽部7」DMはスーパーログさんと初コラボ。
4つの少年誌エレメントを持つ漫画の神(ないしは魔王)を描きました。