2-5 面白漫画のおめぐみを

2日
エヴァンゲリヲンの余韻が醒めやまず、一日ボーっとして過ごす。
すでに見たマイミクの方々などの感想をさらうなどしていたが、
新田五郎さんの感想で膝を打つ。
http://funuke01.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-242f.html
(ネタバレなし)

      • 引用部分---

>それと大切なのは、そこにどこまでSF的な仕掛けが加味されうるの>か。舞台設定だけ壮大な、「単なる人間ドラマ」で終わってしまうの>か、それとも「SFでなければならない理由」を持っているのか。

      • 引用部分---

あ、それだった!
ついつい今までのエヴァ体験から、
キャラクターにいい思いをしてもらいたい気持ちだけが育っていてしまった。
もっとも、僕はエヴァの「補完計画とは何か」
使徒とは〜」などの謎解きを途中で放り出した感がある。
なんか、設定のハッタリの程度がわからなくなったというか。
(ミステリー作品でも、トリックよりも動機が気になるので、
トリックを解くならまだしも、「どうやってこの状況で…!?」
と悩むシーンなどでは、ついボーっとしてしまう)

しかし、今回の再構築版では、やはり当初から
思わせぶりに描かれている世界観の設定、
その謎自体を解いてストーリーを終わらせていただきたい。
そしてキャラクターにはいい思いをしていただきたい…
と、めんどくさい声を出して、
新たに作品へのハードルを上げるのだった。楽しみが増えたわ。

新田さんの「新劇場版」の感想はこれから観る人が読んでも面白いですので、ご一読を。


3日
面白漫画倶楽部」の紹介マンガを求めたりしながら過ごす。
前回からコメンテーターの僕も1作品を紹介させていただいているが、
本当、ネタ出しの苦しみと楽しみというのはお笑いに限ったことではないなぁ。
もっとも、紹介ジャンルというのはその上で作品があるから
よりデリケートなところがある。
表紙だけ出して紹介をブン投げる、
デリケートさがないように見えるのが江戸さんだが、
いやいや、世間から忘れられたものを買ってずっと持っている。
というだけで十分すぎる愛がありますからね。

4日
新宿ロフトプラスワンにて「面白漫画倶楽部7」に。
「マンガと職業」ということで、僕が紹介したのは乞食ギャグマンガ「オモライくん」。
オモライくんの不潔パワーにより、担任の先生をはじめ、
かかわった人間が次々に死んでゆくというギャグマンガだが、
一種ポジティブな乞食観が作中に充満しており、
汚いだけでは到底終われない心地よさを感じるマンガである。
ダイジェスト的な紹介だったが好評のようでうれしい。
しかし、スーパーログさん紹介の、
若き日の諸葛亮孔明の修行を描く「青春の尻尾」は全巻読みたいな。「豆!豆!豆!」と書くとなんだか東亜プランのゲームのようだが、
これは忘れられそうにない。

15時から「モンパイ」の放送があったため、
中抜けして原宿アメーバスタジオへ。
こう書くと売れている感がにじんでいるが、
なんの、事務所への連絡ミスによるダブルブッキングということで、
両現場で謝りながら。

「モンパイ」のゲストはYA-KYIMのみなさん。
メンバー全員が幼馴染というガールズヒップホップの三組。
この息の合い方が心地よく、トークも盛り上がる。
http://ameblo.jp/bidan-studio/entry-10293721599.html


YA-KYIM「たぶんきっと」のPV。クセになる曲。
友情ブームという言葉こそ気恥ずかしいものがあるが、
女の子の気持ちを僕はおいそれと言えないので、やっぱりこれでいいんですよ。


終了後、「漫画倶楽部」の現場に戻るべく、駅間を全力疾走。
人波をかきわけ…ということを実感する土曜日の原宿と新宿。
途中、ノースリーブの女性の両肩をつかみそうになり、
それをかわして足をすべらせ転ぶ。こんな男、たぶんきっと捕まる。


プラスワンに着く頃には江戸さんの紹介が始まったところ。
なんとか最後のコーナーには間に合い、トンデモない漫画の数々を
目の当たりにしながら、
「こんなに急いで帰ってきてなんてものを見ているんだ・・・」
と涙も出る。


ともあれ、イベントは盛況に終わりました。
出演者、スタッフのみなさん、ありがとうございました!


その後はログさんと共にフジタ湾さんと会い、軽く飲む。
オシャレというワードはしばらくログさんにイジられるな。

漫画倶楽部の打ち上げに戻った頃はもう終わっており、
二次会のバーで一杯飲んだ後でAMAへ。
つねちゃんの個展は最終日。その後、軽く打ち上げをして
つねちゃんのヘル脱出の一助となるべく心構えをあらたにする。
イラスト仲間の女性で、鍛金作家のお友達は欲しくはありませんか?
と募集をかけよう。


5日
渋谷のファミレスにてネタ合わせ。
ネタはスムーズだが、作り置きのコーヒーは
本当、本格的に煮詰まっているぜ!



  • 写真

AMAにて山中慎太郎くんの作品集を購入。
ピンクとピンクでピンクがかぶってしまった…(井の頭五郎:談)