24-29 箱根細工の箱物行政

24日
新宿PINK BIG PIGにて倉田真澄さん、石井明治さんの結婚パーティーへ。
オタク大賞R」での打ち上げから、こうした縁が出来て参加というのは、本当に面白いもの。
空気を読まずに二次会ビンゴで旅行券を当ててしまったので、
「実弾7」終わりで有効に使わせていただきます。
末永くお幸せに!

25日
急激に喉が痛くなる。
カゼなら今のうちだったら大丈夫だ・・・
と、しょうもないプラス思考で「アバター」を途中まで観ながら寝て過ごす。


26ー28日
イラスト仕事などをして過ごす。
ネタの進みが悪すぎるが、、、なんとか連休で取り返そう。

と、DVDの感想を。「ボルト」はディズニーの3DCGアニメ。

目に力をこめればそこから熱線が出て敵の銃を溶かす。
本気で吠えれば戦車隊一団をまとめて吹っ飛ばせる、
スーパーパワーを持った犬「ボルト」だが、
実は彼、テレビドラマの出演者だった。
「リアルな演技をさせるために」と、多くのスタッフの協力があり、
自分がスーパーパワーを持っていると信じ込まされている。

競演者である子役の少女は、そんなボルトをかわいそうに思っているのだが、
彼を家に連れて帰ることは周囲が許さない。
そして件のボルトは、ひょんなことからパートナーの少女とはぐれ、
外に出て「現実」を知ってしまうのだった・・・


いや、これは最高です!
生まれてから今まで、人生のドッキリにかけられた主人公が
現実に気づき、何者でもなかった自分と向き合う衝撃。
それでも虚構の中にあった、自分の魂が一番大切にしていたものだけは本物だった。という救い。
これを気持ちのいいアクション描写、旅をする仲間の存在、
虚構の中で培った技さえ、結果オーライで見事に活かされてゆく
物語上の気持ちよさ。
圧倒的な時間配分のうまさで全部の要素を文句なしで見せてくれる。
本当、エンターテイメントのフルコースだよ。

3DCGアニメは、キャラクターに大きく説明的な表情をつけても
クサく見えない利点がある。
「あ、今、何気ない言葉にひっかかったな」
「このことは自分も思い当たるな」
というのがわかりやすいので、より泣ける。

あと、共に旅をする、スレた野良猫ミトンズのキャラクターも見事の一言。
だんだんとボルトの事を他人事だと思えなくなってくる様子。いいなぁ。
モンタージュシーンで旅を描写した後に、ボルトに家を作ってやる流れ、あれ最高!!


29日
午後に井上明香さん、ハラダマサミさんの二人展のクロージングパーティーに。
今回のテーマである「人物を描かずに行う」
という、言わば自分にとってのメインを封じての展示でも、
しっかりと鋭さを感じさせてくれるというのは、
自分もがんばらねば…と、背筋が伸びる思い。
久しぶりの方々にも会えて実に楽しい時間を。


その後、渋谷LOFTでのPOPBOX展やLOGOSギャラリーのドラミ展をまわる。
POPBOX展、参加作家さんも数多いが、小石川ユキさんのブース作り、
スムーズに目に飛び込んでくる配置の妙をいつも感じる。
立体シリーズとなるソフビ「LUNA ROCK」も実によかった。

LOGOSでは次回展示であるクールハンド・ルイスさんのDMもゲット。
楽しみだなぁ。


  • 写真

24時間オープンのスーパーは、0時をまわるとオイルショックのようになる。