-11.08 実弾生活ベスト、終了しました!

実弾生活ベスト、終了しました!

初の長丁場である5日間8公演ということで、「はたして人が来るのか…」
「会場が小さいから週末だけ入りきらないのでは…」「世界と時間の終わりがくるのでは…」
と、パラノイア成田になっておりましたが、人数も心配することなく、
過去最高の動員となりまして、あらためて来年の公演に弾みをつけることができました。

しかし、個人的な反省点は尽きることなく、来年また「実弾生活」をやるにあたって
クリアしなければならないことは増える。
どういう形になっても、こうしたコントライブの持つ贅沢さというのは主張したいので、
演者さんにはあらためて負担をかけている。
自分が甘えているな…と、公演回数が多いだけに、
そういう気持ちになって下を向いて帰る日も多かった。

それでも、打ち上げの席でのペコリだけではない「次もやりたい」という言葉で
自分が救われるというか、結局これを聞きたいからやっている気にもなってくる。


伊藤美穂さんとはいつものパロディネタの相棒以外でも、
マジメなシーンでのからみがあり、あらためてその雰囲気のやわらかさと上手さを知ることができた。

桔川友嘉さんのキレのある演技、そして妖怪メイクの完璧さ。
小道具なども桔川さん作によるものが多く、そのクラフト魂には頭が下がり、背筋が伸びる。

もっちさんのネタに対する懐の深さは回を追うごとに出来上がってゆく。
器用かつ、底が見えないというのは共演者として恐怖すらおぼえる頼もしさ。
ただ、シモネタワードは俺も解禁したら負けない自信あるぜ!

久々の参加だったこうちゃんこと、中込康次郎。やっぱり安心のたたずまい。
右往左往するツッコミの気持ちよさは唯一無二。狼男ネタは自分もよしきも
思い切りボケることができた。

ジャンボ仲根jr.については何もない。
「あんなにおいしくていいのか…」と、ネタを書く僕もよしきも不安になるくらいという言葉にかえさせていただきたい。いやほんと、今回もキテました。

そして日替わりゲスト。谷部聖子さんとA.m.uちゃん。
谷部さんの、ぶっきらぼうに見えながらも高いレベルでテンションを維持するという面白さ。芝居で観て一目ぼれしたそれが、コントでも十分通じたようでうれしく思う。

コント舞台が初というA.m.uちゃんも、地に足が着いたたたずまいを見せてくれた。


本当、よしきとともに好きなコントが出来るのは実弾メンバーのおかげです。
そして実弾メンバーが出演していただけるのは、観に来ていただけるみなさんのおかげです。

と、毎度ライブが終わるとこうした殊勝にすぎることを言ってしまうのですが、
終了後の虚脱感から一転、次は来年の個展につなげるために、また動きますぜ!

「実弾生活8」は来年の春を予定しておりますので、どうかお楽しみに!


  • 写真

終了後。やたらハツラツとした写真。
全員集合の写真を撮り損ねた…!!