6-9 ライブが終わり、暮らしの始まり

jitudan2008-10-10

6日
ライブも終わって部屋の片付けや衣装の整理などを。

コント用のものが増えてゆくたびに押入れがカオスになってゆく。
押入れを開けたらデビルマンの羽根が出てくるなど、
どこのサタニストか…とおそろしく感じながら。
だが、まだハロウィンでのお呼びがかかるかもしれんからな…と、
ニヤつきながら一式セットを前に出しておくのだった。


7日
イラスト仕事などを。
終了後、待っていたとばかりにDVDを。
「ゾディアック」「シューテム・アップ」を。

「ゾディアック」はアメリカ人ならば誰でも知っている
連続殺人事件のナゾを解かんとやっきになる
一人の漫画家を描いたサスペンス。

正直、我々には引きのない事件ではあるが、
そのあたりのマイナスポイントを意識させない演出が冴える。
夕方の湖畔での殺害シーンなど最高。
景色はきれいだが、取り立てて何もない感じが不安感を誘う…
と、北海道の田舎育ちの僕にはシンクロすることが多く、
グっと掴まされるものがありましたね。

あと、主人公の漫画家を演じたジェイク・ギレンホール
うだつのあがらない感じも実によかった。
福満しげゆき作品の実写化の際にはぜひ。


シューテム・アップ」は、好きなクライヴ・オーウェン主演作。
ストーリーは…説明するのも面倒くせえ!
と投げてしまっても失礼にならない、いい意味で何もない映画。

どこから見ても楽しめる。最後まで観なくてもまた…という、
なんともさみしいが、娯楽の本質でもある
「人生に影響しないどうでもよさ」が光る。
大体、最初のカットで意味ありげにニンジンにかじりつくクライヴの
姿を見て全てがわかる。「このアタマの悪さ、期待できる!」と。

個人的には、スカイダイビング中での戦闘シーンに爆笑。
大画面で見ていたら死んでいたよ。
こういう映画は、与座とかログさんと一緒に観たかったなぁ。


8日
鼻水が止まらない。
脳が溶けて鼻から出てゆくイメージに恐怖を感じつつ、
夜、新宿にて催されたスピードワゴンの小沢さんの誕生日会に。

他の芸人さんも含めての合同誕生日会ということで、
煙るパーティールームで100人以上の人がひしめき、
右を向いても左を向いてもテレビの人…という空間に頭がクラクラとする。

「キャラ☆キング」で一緒になっている石橋佳奈さんがいたので、
他のキャラキング芸人さんと共に盛り上がった。
レギュラー的なものを持ったことのない身だけに、
こういう状態になること自体がうれしいものですね。

風邪がひどくなったようで途中で辞去。
帰り方を考えてくださり、小沢さんのやさしさに大感謝。
誕生日、おめでとうございました!


9日
一日寝てしまう。やはり風邪か・・・。

メシも近場で・・・と、歩いて1分の商店街にある精肉店
パックに入った焼き鳥を買ってみたが、そこのおばあちゃん、
「あたためるとおいしいんですヨー」
「その後で冷蔵庫に入れると美味しいんですヨー」
と繰り返していたので、
「どっちですか!」と、思わず突っ込んでしまったよ。

はたして焼き鳥は美味かったが、買ったのがテールという、
軟骨ごとバリバリと食べる感じの部位だったので、
弱っている身にはちょっとキツく、ノドをいがらせながらの夕食となった。
おばあちゃん、次はつくねにするよ。

  • 写真

稽古場で小林きな子ちゃんからもらっていた
デビルマンペロティ。
ネタを書いていた途中だったのでテンションが上がりましたよ。